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自宅でお子様カットにチャレンジ5歳ぐらいからのお子様のカット

更新日:

ハサミ

こんにちは村瀬です。

前回は小さなお子様を自宅でカットする方法を書きましたが今回は5歳ぐらいのお子様のカットをご紹介します。

前回のカットでも対応できますが5歳ぐらいになってくると髪の量が増えてくるので全体的になんだか重いスタイルになります。

そこで今回は少しだけテクニックを使用して全体のスタイルを軽くカットします。

また、5歳以下のお子様でもデザインをもっと付けたいと言う人も有効なのでお子様がある程度座ってじっとできる方はチャレンジしてみてください。

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自宅でお子様をカットする前に重要な知識①

今回はデザインを付けるのでカットする前に髪の毛のデザインの付け方をご紹介します。

また、カットする前の道具も大切なので前回の記事を参考にしてある程度そろえておくと良いと思います。

カットラインとスタイルを決める場所

カットライン

前回のカットに使用した設計図ですが実はカット時間を短縮する為切る場所を最小限にしております。

その為自宅で切る際に失敗が少なくなっている反面デザイン性が少なくとりあえず短くなるという感じのカットなので今回はそこにデザイン性を付ける為にデザインに必要な場所を切ります。

カットライン

これが今回の設計図です。前回と違うと所ですが今回はボリューム部分をカットします。

この部分はスタイル全体のボリュームを決定している部分になるのでカットするとスタイルが軽く仕上がります

ただし、この部分のカットは少し難易度が高くなりますのでご了承ください一応初心者の方にできるだけできるように簡易化してありますのでチャレンジしてみてください。

自宅でお子様をカットする前に重要な知識②

カットラインとデザインの関係

前回誰も教えてくれない美容室と理容室の違いでも少し触れましたがヘアスタイルを作るにあたって大切な事は短い髪の毛は長い髪の毛の方へ流れるという事です

つまり、髪の毛を切るにという事はどこの髪の毛をカットして(短くする)どこの髪の毛を残す(長くする)だけです。

良くグラデーションスタイルとかレイヤースタイルとか言われる事が多いのですが実はカットの切り口の事を指します。

今回スタイルにデザイン性を付ける為に少しだけカットラインとデザインの関係を覚えてください

グラデーションカットとデザインの関係

カット前の知識

まずこの図のカットの仕方をグラデーションカットと言います。髪の毛を縦に引っ張りだした時に上の髪が長く下の髪が短くなっている状態のなので下の髪の毛が上に持ち上がる習性があります。

簡単に言ってしまえば重みがあってふっくらとした状態になります。ワンレングススタイルやボブカットと言われるスタイルはこのカットを全体に使用します。

レイヤーカットとデザインの関係

カット前の知識

 

次にレイヤーカットです、このカットはグラデーションとは逆に上の方が下の髪より短くなります。

短い髪の毛は長い方に流れる習性があるので適度に入れておくと髪の毛が収まる効果があります。

逆に極端に上の方を短くすると今度は髪の毛がはハネやすくなるので動きが欲しい所に入れます

デザインを作る上で必ず必要なカット技術になります。

セイムレイヤーカットとデザインの関係

カット前の知識

次にレイヤーカットとグラデーションカットの間のセイムレイヤーカットです。

このカットは全て同じ長さで切るの事でレイヤーカットのような質感が得られますがあまり段が入らないので収まりやすいカットになります。

自宅でお子様をカットする前に重要な知識③

カットライン

もう一度カットする設計図(展開図)に戻りますが今まで説明してきたカットの仕方をどの部分に使用するかでデザインが決まります。

カットする部分は主に3つの部分になります。

カットする部分

  • 長さ部分
  • ボリューム部分
  • デザイン部分

この3つの部分にレイヤーを入れるのかグラデーションを切るのかでスタイルが決まります。

今回はカットの設計図のラインを見てわかるように全体をグラデーションでカットして上の方にレイヤーカットを入れます。

因みに前回のカットも全体をグラデーションでカットして上の方をレイヤーでカットをしております。違いはグラデーションの角度が違うだけです。

っとここまで説明してきましたが本格的にデザインを作ろうと思うとかなり難しいので今回は簡易化しているので安心してください。

実際のカットの仕方

まず髪の毛の長さ部分を構成している部分をカット

子どものカット後ろ

まずは前回同様に長さの部分をカットします。

子どものカット後ろ

この部分はお好みの長さでカットしてください。子どものカットで重要な事はカットしている時間があまり長くなってはいけないのでハサミを縦に入れるのではなく真っ直ぐに切ります

子どものカット後ろ

こんな感じで真っ直ぐ横にお好みの長さにカットします。

子どものカットボリューム部分

切り終わるとこんな感じで真っ直ぐパッツンになりますが後で毛先を軽くするので大丈夫なので気にしないでどんどん長さ部分をカットしていきます。

子どものカットサイド

次に横をカットします。この時耳を出したいのであれば耳が出る所からスタートしてください。ゴールは希望のもみ上げの長さの所を意識してカットします。

子どものカット顔周り

カットできたら顔周りの所を前に引出してもみ上げが▽になるように切整えます。この時はもみあげを作るだけにして前髪付近は切らないように注意しましょう。

子どものカットサイド~バック

横が切れたら今度は後ろと耳迄をつながるようにカットします。

子どものカット長さ部分完成

カットできるとこんな感じになります。もみ上げの長さや耳上の長さなどはデザインを考慮してお好みに設定してください。

子どものカット

右側も同じようにカットします、耳をえぐるようにカットをしないで真っ直ぐ直線でカットすればOKです。

子どものかと後ろ~サイド

カットできたら後ろと耳上を直線でつなぎます。ここまでできたら長さ部分のカットが終了ですのでボリューム部分をカットしていきます。

長さ部分にグラデーションカットを入れる

長さ部分

長さ部分にグラレーションを入れる手順はは① → ② → ③の順番で切っていきます。②と③は順番はどちらでも構いません。

カットする時に今回は設計図通り45°ぐらいの角度になるように意識する事とと②と③は真ん中に集めるようにしてカットしてください。

子どものカットボリューム部分

では①の所を切ります。こんな感じで45°になるように引き出してカットします。

子どものカットボリューム部分

カットするときも真っ直ぐで大丈夫です。45°とか難しいので何となくで大丈夫です失敗しても何となく形になるので心配しなくても大丈夫です。

子どものカットボリューム部分

超ピンボケですいません。②の部分をカットします。カットするときに真ん中に集めると先ほど切った場所が見えてきます

子どもカットボリューム部分

赤い〇の所が①でカットしたところです。この部分と長さ部分でカットした所をつなげるようにしてカットしていきます。子どものカットボリューム部分

白い〇の所が耳上からもみ上げをつないだ時の長さ部分の所です。

名称未設定-11

ざっくり図のようなイメージでつながるようにカットします。

子どものカットボリューム部分

 

③の所も同じように真ん中に集めてカットします。

子どものカットボリューム部分

②と同様に長さ部分で切ったところと真ん中の所をつなげるようにカットします。

ボリューム部分をグラデーションでカットする

カットライン4

 

ボリューム部分の切り方は長さ部分にグラデーションを入れた要領でカットします。

頭が小さいお子様の場合は長さ部分にグラデーションを入れた時にボリューム部分のカットは終了しているので必要に応じて作業してください。

子どものカットボリューム部分

 

①の部分を45°になるようにカットします。この時長さ部分にグラデーションを入れた髪の毛が見えるので目安にしてカットします。

ボリューム部分のカット

図のように長さ部分でグラデーションを入れている所が見えるので目安にします。

ボリューム部分のカット

下のラインの延長でカットするようにします。真ん中の①がカットできたら②と③は真ん中に集めて同じように切るだけです。

子どものカットボリューム部分

 

ボリューム部分にグラデーションを入れると梳きバサミを使用しなくてもここまで軽いスタイルになります。

デザイン部分をレイヤーでカットする

デザイン部分

この部分は前回の記事と同じようにカットします。まず①をカットして②と③を真ん中に集めてカットします。

子どものカットデザイン部分

真っ直ぐ上に引出して床と平行になるようにしてカットするとレイヤーカットになります。

髪の毛が少ないお子様の場合①②③はまとめてカットして終わります。髪の毛が多い場合や短い場合は必ず③回に分けてカットしましょう。

 サイドの髪の毛にグラデーションを入れていきます

 

カットする所

後ろが切れれば後はもうつなげる作業をするだけです。後ろの切った所とはじめに切った長さ部分をつなげるようにカットしていきます。

耳上の所まで後ろに集めるようにして1回~2回でカットします。

図で言うとこんな感じです。後ろのボリューム部分でカットして作ったラインとはじめに切った長さ部分の所をつなげる感じでOKです。

子どものカットサイド

切る時に〇の所につなげる髪の毛が出てくるのでつなげるようにカットします。

子どものカットサイド

2回目の部分は後ろで切った所まで引きだして同じ位置でカットします。

サイドのデザイン部分をレイヤーでカット

 

トップのカット

ココは前回同様に真上に引出床と平行になるイメージで①、②、③の順番でカットしていきます。

子どものカットトップ

このデザイン部は一番デザインに左右されるところなので1回で切り終えないで少し長めに切り2回ぐらいで希望の長さになるように心がけましょう。

そしてここの髪の毛だけはハサミを縦に入れてギザギザの山切りになるようにしてあげるとデザイン性が上がるのでトライをしてみてください。

サイドのデザイン部分とボリューム部分をつなげる

子どものカットトップ

デザイン部分の長さが一通りカットできたらボリューム部分でカットした所とデザイン部分の所がつながるように後ろと前で2回に分けてカットしましょう。

子どものカットトップ

前側を切る時に注意してほしい事ですが、前髪を構成している髪まで全部引き出して切ってしまうと大変な事になるので前髪付近はおろしててカットしてください。

ここまで切れれば後は梳きバサミでデザインして前髪をカットして終了になります。

梳きバサミの入れ方

ここまでカットすると15分~20分ぐらいかかりますのでお子様がじっとできないようでしたら前髪のカットに進んでください。もし可能であれば梳きバサミを使用しましょう。

梳きバサミの梳き方は前回と同じ要領でも構いませんがせっかくなので今回はデザインを付ける場合の梳き方を紹介します

簡単な後ろの梳き方

子どものカット梳きバサミ

今回は時間短縮のコームを下から入れてコームから出ている毛に梳きバサミを入れます。

子どものカット梳き方

そのまま徐々にコームを上にもっていき刈り上げをするイメージで梳きます。

子どものカット梳き方

 

上までカットして髪の毛の量が希望の量になるまで同じように梳きます。希望の量になったら右側と左側を同じように梳きバサミを入れましょう。

子どものカット梳き方

 

右も同じように梳きます。

子どものカット梳き方

左も同じように梳きます。

子どものカット梳き方

何度か繰り返して希望の軽さになったら今度はデザイン部分の所に梳きバサミを入れます。

梳きバサミを入れる時は真上に引き出して毛先が軽くなるように梳きバサミを入れてください。ここはあまり梳きバサミを入れる必要がないので入れすぎないように注意しましょう。

サイドの梳き方

DSC_0285

サイドを梳く時の引き出し方は長さをカットしたときと同様に引出梳きバサミを入れます。この部分は長さ部分とボリューム部分になります。

子どものカット梳き方

ボリューム部分からデザイン部分の所も同じ用に引出して梳きます。

デザイン部分の梳き方

子どものカット梳き方

最後に一番大切重要なデザイン部分に梳きバサミを入れます。ココの部分だけはしっかり梳きましょう。カットしたときと同様に3回に分けて梳きます

子どものカット梳き方

髪の毛を持ち上げて床に平行になるようにしたら毛先が段々軽くなるように梳きバサミを入れます

最後に前髪のカット

子どものカット前髪

最後に前髪を切っります。以前前髪のカットの仕方を記事にしたのでデザインにこだわりたい方は合わせて参考にしてみてください

子どものカット前髪

前髪はお好みの長さより1cmぐらい長めにして真っ直ぐに切ります。

子どものカット前髪

前髪が切れたらもみあげと前髪を真っ直ぐにつなぎます。

前髪の梳き方

 

子どものカット前髪の梳き方

前髪は3回に分けて梳きバサミを入れます。この時にはからなずヘアピンを使って髪の毛を分けましょう。梳きバサミを入れる時はつまみながら重たい所を重点的に梳きましょう。

まずは前髪の長さを作っている部分を梳きます、この部分は前髪の毛先の質感を決める所なので軽めの前髪が良い場合はしっかりと軽くしましょう。

子どものカット梳き方

希望の軽さになったらOKです。最後に微調整するので少し重めに残しておくと修正がしやすくなります。

子どものカット前髪

前髪をおろしピンで止め直して梳きバサミを入れます。2段目の所は前髪のボリューム部分になりますので軽くしたい場合はしっかり軽くしましょう。長さ部分の所で希望の軽さになっている場合は次に進みましょう。

子どものカット前髪

最後に前髪のデザイン部分を軽くしてデザインを整えます。希望のデザインになったら完成です。

子どものカットのまとめ

今回はデザインを付ける為に少し手間とテクニックが必要なので難しいかもしれませんがしっかりとした順序で切り始めれば切れると思います。

カットは自己責任でお願いします!

最後に最終的な仕上がりを乗せておきますのでこのカットでどういう風に仕上がるのか参考になれば幸いです。

子どものカット

ビフォア:フロント

子どものカット前髪

アフター:フォロント

子どものカット

サイド:ビフォア

子どものカットサイド

サイド:アフター

子どものカットバック

バック:ビフォア

子どものカットバック

バック:アフター

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