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美容師が教えるホームカラーとサロンカラーの違いと選び方

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カラー剤

こんにちは村瀬です。今回は意外と知られていないサロンカラーとホームカラーの違いです。

ホームカラーもサロンカラーも基本的には一緒です。1剤と2剤を混ぜ科学反応を起こし髪の毛のメラニン色素を破壊して染料を発色するというものです。

ただ何が違うかと言うと単純に言ってしまえば染料の配合量と配合の仕方が違います。

今回はホームカラーとサロンカラーの違いですがグレイカラーとファッションカラーの違いは過去の記事を参考にしてください。

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サロンカラーとホームカラーの違い

違い

  • 市販はブラウンベース
  • 色味が好きない
  • 2剤が6%しかない

まず、結論から言います薬局で買えるカラー剤と美容室でできるカラー剤の違いはほとんどありません。

ざっくり何が違うか説明すると色素の配合量です。

基本的に自宅で出来るホームカラーはまずブラウンをベースにしてカラー剤が作られています。

ですから赤系の色を使ってもあまり赤味のある色になりません。これはカラーで失敗しにくい為にそうできています。

また、ホームカラーの場合色味が少なく色鉛筆で例えると12色程度しかありません。

それに対して美容室のカラー剤は混ぜる事を前提として様々な色味を出せるようにたくさんの種類があります。

お客様によって色の出方が違ったりするので細かく配合して希望の色を出したりするという事が違います。

ですから色鉛筆で例えると36色入りのように同じカラーのシリーズでも多彩な色があります。

そして市販のカラー剤を反応させるための2剤(過酸化水素水)の濃度は6%と決まっています。

これは、薬事法により市販のカラー剤はある一定の基準が決められており自由に使えないようになっているのです。

因みにこの過酸化水素水の濃度が高ければ高い程科学反応が大きくなり髪の毛を脱色する力が強くなります。

つまり脱色された髪の毛には2剤の濃度は低くなければダメージの原因になります。

私たち美容師が使用するサロンカラーは髪のダメージに合わせて2剤の濃度を1%や3%と髪の毛の負担にならないようにカラー剤の2剤の濃度を変えて使用します。

ここが、市販のカラー剤は傷むという認識になる所ではないでしょうか。

ホームカラーとサロンカラーの種類

今日本で販売されている薬剤は市販でもサロンでもある基準があります。そこでカラー剤の違いと特徴についてまとめてみました。

酸化染毛剤

一般的なカラーリングはほとんど酸化染毛剤と言われるカラー剤を使用します。

皆様もカラーリングを自宅でやった事があると思いますが1剤と2剤に分かれていて混ぜ合わせるタイプのカラー剤です。つまり、1剤は酸化染料(ジアミン)2剤は酸化剤(過酸化水素)で科学反応を利用して染めるカラー剤です。

この酸化染毛剤は主に髪の毛を明るくするという作用(ブリーチ)と髪の毛に色を付ける(発色)という作用を同時に行います。白髪染めの場合は髪の毛を明るくする作用が少なく髪の毛に色を付けるという力が強くオシャレ染めは髪の毛を明るくする作用が強く髪の毛に色を付ける力が少ないといった違いがあります。

市販で有名なカラー剤だとホーユーが出しているビゲンが有名です。

市販のホーユービゲン・ヘアカラー

ホーユーは日本の会社で実は美容院専用の薬剤も販売しております。同じ会社がサロン用とホームカラー用でカラー剤を出しているので色味的にはそこまで差はありませんが

ホームカラーの方が扱いやすいように香りが少なくしてあったり、刺激が少なくコントロールされています。

ホーユー・美容室専用カラー

美容院のカラーリングの場合結構な割合でつーんとした香りが多いカラー剤がほとんどですがこれは実は髪の毛に悪い薬剤が残らないようにアンモニアが配合されています。

アンモニアを配合する事によって髪の毛の外に悪い薬剤が出ていくというメカニズムです。ですからつーんとした匂いは悪い物でもないのです。

※現在では匂いのしないアンモニアを使用した製品が多く匂いが少ないです。

ホーユー・美容室専用ダメージ用カラー

ダメージヘアーには髪の毛を明るくする成分が入っていないカラー剤を使用します、よくトリートメントタイプのカラー剤と言って使用する場合が多いのですが。トリートメントではなく髪の毛の色を付けるカラー剤を使用します。この薬剤は2剤の濃度をコントロールしなければいけないので美容室でしか行なう事ができません。

非酸化染毛剤

非酸化染毛剤はおはぐろ式染毛といって今ではあまりこの商品がありません。

非酸化なので酸化染料であるジアミンと酸化剤(過酸化水素)が配合されていないのでアレルギーのリスクは非常に少ないものですが髪の毛を明るくできないので暗くしか染められません。

マロン・おはぐろ式カラー

この非酸化染毛剤の仕組みは簡単で1剤で髪の毛に2剤を付着しやすい環境を作って2剤(鉄塩)を付着させる染毛剤です。

つまり鉄が科学反応で黒くなります、このカラーを何度も繰り返す事によって髪の毛に黒い鉄を吸着させるので繰り返していると明るくできなくなる欠点はありますが。安全性が高い染毛剤と言えます。

脱色脱染剤

簡単に言うとブリーチ剤です。髪の毛を明るくする為とカラーリングによる色素を破壊する薬剤です。

市販のブリーチ剤

一般ではハイブリーチという商品が売っていますので皆様もご存じかと思います。ブリーチ剤は主に髪の毛のメラニン色素とカラーリングで髪の毛に残った染毛剤を分解する働きがあります。

カラーリングによる極度のトーンダウンや黒染めなどの染毛剤はブリーチを使用しないと明るくならない為、暗く染めた場合はブリーチを使用する必要があります。

最近の市販のブリーチ剤もよく考えられていてツーンとした香りを軽減していたりトリートメント効果の高い油分を入れてあることが多いのですが使用すると髪の毛がかなり傷みます。

美容室のブリーチ剤

美容院で使用するブリーチ剤はこんな感じで1剤だけで販売されています、ブリーチ剤は1剤と2剤の科学反応で髪の毛を脱色しますが美容室で使用する場合科学反応を抑える為に2剤の濃度をコントロールします。

黒染めやトーンダウンした髪を少し明るくしたい場合でもダメージを最小限にとどめて施術できます。

美容室のライトナー

また、美容室にだけ脱色剤と言われる商材もあり、メラニン色素を分解するだけで色素を分解しない薬剤もあります。この薬剤は前回の色味を保ちつつ明るくするのに有効で美容師の中ではライトナーと呼ばれます。

脱色はするけど脱染をしない薬剤になりますので黒染めを明るくする力はありません。

酸性染毛料

酸性染毛料はヘアマニキュアの事です、ヘアマニキュアの場合タール色素と言われる酸性染料をイオンの力で髪の毛に吸着します。

ヘアマニキュアは髪の毛をコーティングするように吸着しますので髪の毛のダメージが少なく頭皮につかないように施術するのでかぶれのリスクも少ない特徴があります。

欠点はつめのマニュキュア同様に上にコーティングするので明るくする事が出来ません。また、イオン結合は塩素や汗に弱く夏など汗をかく時はタオルやシャツに付着する事があります。

逆にメリットはブリーチした髪の毛に施術した場いどんな色味もだせ、コーティングするので手触りの向上ができます。

市販のヘアマニキュア

一般的に販売されているヘアマニュキュアは頭皮に付着しないようにコームで塗りやすくなっていたりします。市販のヘアマニュキュアは若干イオン結合が弱く早めに色が落ちて来ます。

そのため、頻繁に施術して失敗しても髪の毛にヘアマニュキュアが過度に付着しないので比較的修正をしやすいです。

美容室のヘアマニキュア

美容室で扱うヘアマニュキュアはイオン結合の他に染まりをよくするために他の染料を入れてありますのでヘアマニュキュアが落ちても髪の毛に色味が残るように設計されています。またイオン結合も強力になっているので一度肌についたらなかなか取れないので技術が必要です。

ヘアマニキュアの場合薬剤が付いた場合なかなか取れないので毛髪を染める場合1mmほど開けて施術します。そのため白髪が気になる方は白いのが目立つまでの時間が早く感じます。

ヘアマニキュアの施術はうまい人ほどギリギリから薬剤を付けてくれるので長持ちしますが下手なスタッフだと根本が浮きやすいのでこの施術は技術力がかなりないとできない施術です。

毛髪着色料(一時染毛剤)

一般的に一日染めるタイプのカラー剤でシャンプーをすると落ちるタイプです。

美容室に時間がなくて急に何か用事ができてしまって白髪を隠す時などに活躍します。このカラー剤は主にタール色素やカーボン色素といった物で髪の毛に塗ると一日だけ色が付きます。

一時染毛剤は扱いやすく様々なタイプが販売されていますが、どれがいいというわけではなく使用用途と使いやすさで選ぶと良いと思います。

スプレータイプの一日染め

一般的に一番売れているのがスプレータイプ、学生で頭髪検査など髪の毛を1日黒く染める場合は使う範囲が多いのでスプレータイプがおすすめです。

また、根元の白髪を隠す場合にも使用しやすいのですが頭皮までついてしまうのでちょっと使用しにくいかもしれません。液体なので白髪のカバー率が高いです

マスカラタイプの一日染め

根元の白髪を隠すにはマスカラタイプがおすすめですマスカラタイプは狙った所に使用できるので便利、ただうまく使わないとマスカラの毛の部分に髪の毛が張り付いてくるので使用する場合はピンなどで止めてから使うとうまく付けれます。液体なので白髪のカバー率が高いです。

スティックタイプの一日染め

リップタイプは狙った所に使いやすいです、ただ半固形なので若干髪の毛になじみにくく髪の毛が薄い方には使いにくいかもしれません。リップタイプはもみあげ部分や生え際を塗る際に結構便利です。

半固形タイプなので夏などの温かい季節は伸びが良いですが冬は少し固めでなじみが悪いです。白髪のカバー率はある程度高め

スティックタイプのオシャレな一日染め

ヘアチョーク、クレヨンタイプのオシャレ版で明るい髪の毛に使用するとどんな色でも出せるのでコスプレや一日オシャレをしたい場合にも便利です。

ただ、ブリーチをした髪の毛の場合色素が残留しやすいので注意が必要です。

ファンデーションタイプの一日染め

白髪隠しで一番使用しやすいのがファンデーションタイプです、いつものお化粧感覚で白髪の隠したい部分に塗ると簡単に隠せます、ファンデーションタイプも固形なので少し白髪のカバー率が弱いです。

その他のカラー剤

今一番売れている商品です。その他のカラー剤はマニュキュアと同じようにイオン結合をします。

ただマニュキュアと違い染料が少なくトリートメント成分が多めなので毎日繰り返して使うと色が残るようになってきます。また、頭皮や肌についても色が付く心配があまりないので今一番人気のカラー剤です。

しかし、使いつぎると次回カラーリングをする際にムラになりやすかったり明るくできないといった不具合が多いので使用する時は注意しましょう。

市販のトリートメントカラー

一般市場でもっとも売れているトリートメントカラーです、色の付き方とトリートメント効果が強く少しお値段はするものの肌トラブルがある方でも安心して使えるカラー剤です。マニュキュア同様に明るい髪の毛にしか色が載らないので白髪が多い方が使用すると綺麗に色が出せます。白髪が少ない方はメッシュをしたように白髪と黒髪の差がでますので注意してください。

美容室専売品のトリートメントカラー

サロンでも最近多くのメーカーがトリートメントカラーが販売されています、市販と比べてサロン専売品の方が色素量が多いのでよく染まりますが若干お値段は高めです。

カラーをした後家での気になった時に使用すると良いです。また、美容室で購入する際にはカラーリングをした色と自宅で使用するトリートメントカラーの色味を同じにしてくれるので次回カラーをする時に不具合が少なく済みます。

退色した人用のトリートメントカラー

また、オシャレ染めをした場合に退色した色を補給するカラートリートメントもあり美容室で施術したカラーリングを長く楽しめるような商品もあります。

こちらは色味が薄くなっている為白髪を染める事はできませんが退色して黄色くなった髪に使用すると綺麗になります、繰り返し使用しても色が濃く出る事があまりなく安心して使用できる商品です。

ホームカラーとサロンカラーのメリット

ここまで説明してきたとおりホームカラーもサロンカラーもさほど変わりません。ではどんなメリットとデメリットがあるか比較をしていきたいと思います。

ホームカラーのメリット

ホームカラーのメリットは自分のやりたい時に使用できる所にあります。

美容室も最近では予約でなかなか自分に行きたい時に行けないのが少なくはありません。

ホームカラーは自分の好きな時にできるところが最大のメリット。

また、好きな色を自由に選べると所もメリットです、美容室でカラーをする場合おすすめの色を提案してくれる所もありますがなんだか無難な色をおすすめされることも多く冒険ができませんが。ホームカラーは自分の気分で色味を選べる所にあります。

ホームカラーのデメリット

実はホームカラーを選ぶ時にサンプルの髪の毛が置いてあったりパッケージに乗っていたりしますがほとんどの方がその色になる事はありません。暗すぎたり、明るすぎたり、色が薄かったりとします。

このサンプルの色は平均的な髪の毛の太さでしかも黒髪な時にでる色なので当然一度染めた所は違う色になります。

また、ホームカラーは設計上2週間ほどで色が落ちるように設計されています(黒染め、白髪染めを除く)

なぜ2週間なのかと言うと次回色を変える時に色が混じらないのと美容院でカラーリングをする事を前提にしているからです。

また、その他にもカラー剤を流す時も髪の毛に薬剤が残らないように乳化と言う方法で私達はシャンプーをしますが家庭ではこういったこともできないので薬剤が髪の毛に残りやすいと言えます。

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サロンカラーのメリット

サロンでカラーリングをする場合髪の毛のダメージやカラーリングの履歴に合わせて薬剤を決めます。

髪の毛にダメージがある髪の毛の場合トリートメントカラーに近い物を使用したり、黒染めや白髪染めが入っている場合は最小限のブリーチ剤を使用したりします。

そして、お客様の要望にやお肌の色に合うように色味をコントロールします。

 

その他にはカラーをする前に適切なトリートメント処理を行ったりカラー後に髪の毛に薬剤が残らない技術をするのでダメージが最小限でできます。

サロンカラーのデメリット

施術する時間が長いのと価格が高い所にあります。

私達美容師がカラーリングを施術する際にはお客様のダメージに応じてカラー剤を最低2種類以上は使い分けます。

このカラー剤の種類は多いときで6種類ほど塗り分ける場合もあります。さらにデザインのメッシュなどを入れると技術が複雑になり時間が非常にかかります。

また、価格もホームカラーに比べて5倍~10倍ほどするので毎月カラーリングするにはかなりの価格になってしまうというデメリットがあります。

ホームカラーとサロンカラーをうまく使いこなそう

 

私がおすすめしているのは美容室でカラーをして美容室と美容室の合間の期間に少しだけホームカラーで補う事がおすすめです。

まずは自分に合ったカラーリング剤を選ぼう

まず、上の方でいろいろなカラー剤を説明しましたが酸化染料は必ず自分で行うとムラの原因になります。

家でカラーをする場合はトリートメントカラーや一時染毛料を使用するとサロンでカラーリングをする際に邪魔になりません。

トリートメントカラーや一時染毛料は基本的に明るくならないので明るくなった髪の毛に色味を補充するものだと思って使用しましょう。

また、白髪染めで根本に白いのが出てきた場合は歯ブラシを使ってピンポイントに見えるところだけを塗ると失敗がありません。

カラーリングをするタイミングを決めよう

美容室でカラーをした場合2週間ほどで段々明るくなり1ヵ月ほどで色が落ちるように設計されています。

これはいろいろな色を楽しめるようにわざわざ色が落ちるようになっております。

市販のカラー剤の少し早目で1週間~2週間で落ちるようになっています。

ですから、美容室でカラーをして2週間ぐらいした時が1回目のカラーのするタイミングです。ただし、白髪染めの場合はもう少し色が落ちるのが遅いので染める場合は根本の生えてきたところだけ染めるようにしましょう。

オシャレ染めの場合は毛先の退色の退色した部分にカラートリートメントなどで色味を補充してあげると良いと思います。

そして、カラーリング後1ヵ月で美容院にいってカラーリングを行いましょう。いけない場合は2週間後にもう一度ホームカラーをして最低でも2ヵ月ぐらいでいけるようにすると良いです。

 

ホームカラーでココだけは注意しましょう

トリートメントカラーもやりすぎると色素が入りすぎて美容室でカラーリングをする際に邪魔になります。適度に使用しましょう。

また、酸化染毛剤の場合はかぶれの原因になるので必ず地肌には使用しないように注意しましょう。

そして注意してほしい事ですが、酸化染毛剤は混ぜ合わせて30分すると使用できないので時間を置けばより染まるというものではありませんので覚えて置きましょう。

サロンカラーでしかできないカラーリング

ここまでホームカラーとサロンカラーをうまく使いこなそうという事でお話してきましたがやっぱり美容室でカラーリングをしてほしいので簡単にサロンカラーの魅力をまとめてみます。

サロンでのカラーリングはデザインが自由

美容室のカラーリングはデザインが自由です。前髪に明るい色を入れたい場合や耳にかけた時にメッシュが見えるようにカラーをするといった技術もできます。

最近ではあまりしない施術ですが顔周りだけ若干暗くカラーリングをする事によって小顔効果を出すカラーも昔はやっていました、それ以外では毛先だけ明るくして赤い色やピンクを付けたりもしていました。

また、カラーリングの後に色をさらに鮮やかにする為にマニキュアやカラートリートメントの施術をして色味を長持ちさせたりもします。

もちろん価格は跳ね上がりますが自分のオリジナルなデザインが楽しめます。

サロンでのカラーリングは傷まない施術

美容室でのカラーは髪の毛がなるべく傷まないように施術します。髪のダメージに合わせて薬剤を使い分けるだけでなくカラーをした後に私の美容室ではカラーを分解するシャンプーをしたり髪の毛に残留したカラー剤をなくすトリートメントを使用します。この作業をするかしないかで2週間後の退色やダメージが全然違います。

サロンでのカラーリングは毛髪に合わせた薬剤選定

実はあまり知られていませんが縮毛矯正をした場合カラーリングをすると色の出方が違います、一回しただけならあまりわからないのですが2回、3回繰り返すと結構色味が変わってきます。

縮毛矯正をした方でホームカラーをした方ならわかると思いますが根本だけ明るくなります。これは縮毛矯正のやり方に依存するのですが縮毛矯正をすると色味が出にくいです。また、デジタルパーマやパーマでも色味の出方が違います。

私は髪の毛を見ればある程度いつ縮毛矯正やデジタルパーマ、カラーリング、黒染め、マニュキュア、ヘナがしてあるか大体わかります。

この髪の毛の施術履歴で薬剤をすべて変える必要があったりします。私は結構髪の毛に応じて薬剤を塗り分けますが、細かく塗り分ける美容師は珍しくしっかりやっている美容室は少ないと思います。

また、裏ワザとして根本の1cm部分を若干暗めに染めて伸びてきた時にグラデーションになりカラーリングした髪の毛と地毛の差を少なくする技法もあったりします。

こういった技術は私達美容師の技術です。

次回のカラーリングまでの期間

たびたび書いていますがカラーリングの色味は1ヵ月で落ちるようにできています。白髪染めの場合は2ヵ月ほどで落ちてきますが根本の白髪の部分は白くなりますので1ヵ月で次のカラーリングを考えましょう。

ほとんどの方は3ヵ月ぐらいが多いと思いますが根本がプリンになる前に美容室に来る予定を立てましょう。

1ヵ月で美容室に来る予定を立てるとほとんどの方は1ヵ月半ぐらいで来店できるようになるのでベストなタイミングです。

ホームカラーとサロンカラーの違いまとめ

サロンカラーもホームカラーも正しい知識と使用方法を身に付ければ長くオシャレを楽しめたり綺麗な状態を維持できます。そういった、アドバイスを出来る美容師さんを見つければよいと思います。

そして最後に!ホームカラーもプロの美容師が使用すれば大丈夫です!

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