こんにちは村瀬です。
今まで私はブログを通して様々な商品をご紹介してきましたが。
今回はどんな基準で商品を選んでいるか?また、売れる商品と売れない商品の見分け方は?
と言うお話です。
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売れる商品は売れているから売れるのではない
皆様はシャンプーやワックスを購入する際にどんな事を参考にしていますか?
楽天の人気ランキング?Amazonのランキング?
このランキングもかなりの購入基準になりますよね。
また、好きな美容師さんや芸能人が使用しているから使ってみたいという事も参考にしていると思います。
私も以前シャンプー解析サイトやシャンプー評価サイトで様々な商品をディーラーさんからサンプリングをしてもらいいろいろ試してきました。
以前勤めていた会社ではスタッフ300人程でしたので、周りのスタッフにも試してもらい本当に良かった物だけをお客様に販売しておりました。
で、実際に多店舗展開していたのでいくつかの商品を導入して、結果の出る店舗と結果の出ない店舗に分かれます。
これって何ででしょう?
スタッフが気に入った商品しか売れない事実
実際楽天ランキングで常に1位の商品でも販売するスタッフが気に入って居なければどんなに良い商品でも売れません。
本当に気に入った商品はおすすめするスタッフの熱も入りお客様への説得力も違い良く売れます。
逆に本当に良い商品でもおすすめするスタッフが気に入って居なければどんなにおすすめしても売れません。
実際数万円する高額商品で、様々なサイトで評価が低い商品でもスタッフが気に入っていれば数百個と言う快挙的な結果をもたらします。
ですから、シャンプーの評価が良いとかよく売れているからと言う理由では全く商品は売れません。
働いているスタッフが気に入れば何もキャンペーンをしなくても勝手に売れていくという事なのです。
本当に良い商品は個人によって異なる
私は最近思います。本当に良い商品の見分け方ってなんだろうって?
本当に良い?って本当に個人差があり全員の人に当てはまる事は決してありません。
自分が使用して良いなっと思った商品が本当に良い商品になります。しかし、逆を言うと自分が使っている商品よりももっと良い商品があったとしてもその商品を知らなければそれ以上良いはないと判断してしまうのです。
私はインターネットや業界誌でよさそうな商品を見つけてはディーラーさんにサンプリングをお願いするのですが最近のディーラーも『あまり売れてませんよ…』、『あれは微妙ですよ…』などとよくサンプルを出してくれないのも現状で悲しいです。
商品を決めるのはディーラーではなく私やお客様なのにこんな感じでサンプリングされないって本当に残念です。
また、販売しないといけない在庫や契約があって他の物をおすすめされるっていうのも本当に悲しいです。
LINK美容師が語るシャンプー業界の裏側と本当におすすめするシャンプーまとめ
良い物と悪い物の区別は味覚と同じ
私はよくこんなことを感じます。様々な商品があって良い物と悪い物の区別が出来る方は食の評価でも本物と偽物を区別できる事です。
これは味覚によるので個人差があると思いますが、本当においしい物とまずい物を見分ける力がある方は商品の良い物と悪い物を見分ける力があります。
これは一つの例です。
私が以前担当していたお客様で年間何百万も美容室で使用してくれた常連のお客様。
このお客様はどちらかと言うと裕福な方で食に関してはかなりのグルメな方です。
いつもこのお客様においしい料理店を聞くのですが全部おいしい所ばかりです。
裕福な方なので当然高級料理店ばかりかと思えば300円ぐらいの中華そばがおいしいというお話や逆に高級料理店でもあそこはあまりおいしくないというお話をよく聞いていました。
で、高いだけでおいしくなかったというお店はのちに閉店し美味しかったと言っていたお店は今でも繁盛店で予約もなかなか取れないお店になっています。
このお客様は食べ物だけでなく様々な商品やサービスの見る目を持っており高級だから良いや、安価だから悪いという事ではなく本当に良いから良いという判断基準がある方で毎月2万円のエステでも効果があればやってくれますし、逆に2千円のエステでも効果がなければやりませんでした。
話は変わりますが私がこのお客様と知り合ったのはカット0円キャンペーンでした。価格が安いから来たのではなく良さそうだから来たのです。
おいしいから良い?国産だから良い?
最近の魚って本当においしいと感じませんか?
最近の魚ってほとんど国産ではなく外国産か養殖です。国産の魚って本当に少なくなりました。
最近私も国産の魚を食べて思いましたが国産の『ブリ』って油が乗っていなく結構パサついているんです。逆に養殖や外国産の『ブリ』って油が乗っていておいしいのです。
『鮭』もそうです。国産の『鮭』って結構身が引き締まっていてパサついています。外国産の『鮭』は油が乗っていておいしいんですよ…
このように必ず国産だからおいしいとか外国産だからまずいとかではなく人の味覚に左右され本当においしいから国産ではありません。
食の味覚なんて人それぞれ
よく芸能人が高級料理店の食べ物と、リーズナブルな食べ物を食べ比べてどっちが高級料理店?
っていう番組がありますがほとんど見分けれないと同じように『おいしいから』高級ではない事が良くわかります。
逆に高級料理の味をわかるから本物の舌を持っているのではなく味覚は人それぞれで人によって良いのか悪いのかが決まります。
つまり、自分にとっておいしかったら高級に感じ、その人にとっては良いのです。
では、高価=良い?安物=悪い?というお話
話はもどります。
では本当に良い物が高級であり、悪い物が低価格なのか?
世の中には同じ商品でも販売する場所が違えば高くなったり安くなったりします。
販売店舗によって同じ商品でも価格が違う
これはアパレル業界のお話です。
ある服の製造メーカーが百貨店とリーズナブルな店舗に全く同じ商品を卸しているそうです。
素材もブランドも同じです。
もちろん百貨店に卸す商品とリーズナブルな店舗に卸す商品は同じものですが卸す価格が違います。
百貨店に並ぶ商品は販売される価格はある程度高額です。
逆にリーズナブルな店舗で販売される価格は百貨店の半分の価格になります。
これって同じ商品なら安い方が良いと思いますよね?
でも、内部事情は違います。
流通の段階を見てみましょう。
百貨店に並ぶ商品は店舗ブランドもあり価格もある程度の金額で販売されるので商品に欠陥があってはいけません。ですから納品の段階で細心の注意を払って丁寧に取り扱われます。
もちろん納品する段階で手間がかかっている分価格が高額になります。
リーズナブルな店舗の場合は同じ商品でも大量に安く納品される分商品は雑に扱われます。
同じ商品でも流通の段階で雑に扱われるか丁寧に扱われるかは取引金額でも変わってくるのです。
※実際に働いている人が言っていました。
販売の段階を見てみましょう。
百貨店では丁寧に商品を説明してくれます。リーズナブルな店舗は商品が置いてあり自分で選ぶスタイルです。
このように人件費がかかっていないので安く販売出来るのです。
つまり、同じ商品でも流通、販売の段階でどのように取り扱われるかで商品の値段が変わるのです。
結局良し悪しは人それぞれ
つまり、人の求める物により商品の価値、価格が変わってきます。
安くて良い物を得るにはしっかりとした知識と見る目を持っていれば自分で選ぶ力があれば選べるし
知識や見る目が無くてお金を払えば得られるという事です。
どちらが正解でも不正解でもありませんがどちらを求めるかで商品の価格は変わってきます。
私は以前の記事でお寿司屋さんをご紹介しましたが、このお寿司屋さんで高いと感じるかどうなのかは見た目だけでは判断できず実際に経験して初めて分かる事です。
価値のあるのかないのかは自分が決める事なので良し悪しは人それぞれ。
LINKおいしいお寿司屋さん八郎鮨の紹介
まとめ
実際に味覚と商品の見る目はほぼ比例していると思います。
美味しいお店なのか、不味いお店なのかきっちり判断できる方の商品の見る目は確かだと思います。
ともあれ、味覚は人それぞれ。
そして、類は友を呼ぶ。
だから、友達に紹介してもらった物やお店って自分に合うんだなっと思います。
おしまい。