ドライヤーの温度と熱によるダメージって気になりますよね。
基本的にドライヤーの熱でダメージが起こらないとドライヤーを製造するメーカーが良く言っていますが間違えです。
ドライヤーで髪の毛が傷まないのはカラーやパーマをしていない健康な状態の場合だけです。
ではなぜカラーリングをしていると髪の毛が傷むのかはアルカリ性と髪の毛の関係でもお話しいるので読んでください。
髪の毛はドライヤーの熱で傷みます。
でも、髪の毛って乾かして寝ないと頭皮に雑菌が繁殖したり濡れたままの髪の毛はキューティクルが弱いので必ず乾かさないといけません。
そういった事を踏まえてドライヤーを買い替えるのかドライヤーの熱から保護するという事が大切です。
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ドライヤーの温度
ドライヤーの温度はJIS企画で140℃以下にしなさいと決まっています。
最近のドライヤーは温度設定を変更できる物や元々の温度が低い物があります。
ただ、ドライヤーの温度って低くなると髪の毛の乾くスピードが落ちるのが現状です。
それ以外に温度設定ができても同じ場所にドライヤーの熱を当て続ければドライヤーの温度が低くても同じになります。
温度によるダメージ
一般的にドライヤーの温度は高ければダメージの原因につながりますが低温でもダメージにつながります。
冒頭でもお話したように健康な髪の毛はドライヤーの熱に耐えれますがカラーリングやパーマをした髪の毛の場合髪の毛の内部に残っているアルカリ物質がドライヤーの熱で変形するからダメージにつながります。
それ以外には熱によるタンパク変性です。
髪の毛はドライヤーやヘアアイロンの熱によってタンパク変性と言う物理的ダメージが起こります。
タンパク変性とは髪の毛のタンパク質が熱や薬剤でタンパク質が変化する事を言いますが熱の場合、炭化現象という炭上になる事がダメージの原因とされます。
熱でのタンパク変性についてはへアイロンの熱によるダメージにも書いたので参考にしてください。
また、ドライヤーの熱によるダメージは低温ドライヤーを使うか、洗い流さないトリートメントなどで髪の毛に熱が当たらないようにする事が大切です。
LINK髪質別で選ぶおすすめの洗い流さないトリートメントと使い方
ドライヤーの機能
ドライヤーの機能には様々な機能があります、最近のドライヤーの機能は以下の通りです。
- マイナスイオン
- 低温ドライヤー
- ドライヤーの温度調節
- 風量
- 冷風
ではそれぞれの機能についてお話していきます。
マイナスイオン
まずはマイナスイオンの機能について。
ドライヤーに搭載されるマイナスイオンは様々な方式が採用されますが一般的に空中の水分をマイナスイオン化してドライヤーの風を送るという物です。
空気中の水分をマイナスイオン化する事により髪の毛にい静電気が起きにくくなるのと髪の毛の保湿量が変わります。
マイナスイオンの出る量についてはメーカー事に様々ですが高ければいっぱいでるというものではありません。
低温設定の機能
最近のドライヤーで多く搭載されるのがこの低温機能。
低温に切り替える事でドライヤーから出る温風の温度が低くなります。
通常のドライヤーは140℃前後に対して低温ドライヤーは60~100℃と言う温度で温風を出すので髪の毛への負担は少なくなります。
ただし、低温設定の温度が出るだけで同じ温度だから髪の毛の温度は同じとは限りません。同じ場所に同じ温度を当てつ図ければ髪の毛の温度が上がります。
現在のドライヤーでは、髪の毛の温度をセンサーで確認して調節するドライヤーはダイソンのドライヤーだけになります。
ドライヤーの風量
ドライヤーの風量も重要です。
ドライヤーの温度は140℃以下にしなさいと決まっていますがその決まりの中で髪の毛を早く乾かそうと思ったらドライヤーの風量が関係していきます。
ドライヤーの風量は強い方が髪の毛が乾くが速いのですがこの辺はドライヤーに搭載されるモーターと関係します。
市販のドライヤーの場合1万円以上するドライヤーであれば風が強くなります。サロン用のドライヤーに関しては1500Wのドライヤーが一番風が強くなります。
ただし、風量よりドライヤーの当て方で髪の毛の乾くスピードがかわるので風量が強い方がいいとは限りません。
ドライヤーの冷風
ドライヤーの冷風機能は髪の毛のツヤを出す機能と言うよりは髪の毛の形を作る為に付いている機能です。
髪の毛は熱を与えてから冷えた時に形が付きます、その為ドライヤーで髪の毛を乾かしてから冷風で髪の毛のスタイルを作る時に使用します。
LINKドライヤーの冷風の使い方とドライヤーに冷風機能が付いている理由
まとめ
今使っているドライヤーで髪の毛を熱から保護する場合は熱に強いオイルタイプの洗い流さないトリートメントを使用しましょう。
それ以外には低温ドライヤーやマイナスイオンドライヤーを検討してみるのも良いかもしれませんね。