こんにちは村瀬です。
今回は島理研セニングシザーのSwing(スウィング)をご紹介したいと思います
島理研とはどんな会社?という方は前回の記事を参考にしてみてください
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島理研Swing(スウィング)+17z | |
サイズ | 6.0インチ |
目数 | 17目 |
タイプ | メガネハンドル |
カット率 | 30~40% |
価格 | 194400円(税別) |
島理研Swing(スウィング)+20 | |
サイズ | 6.0インチ |
目数 | 20目 |
タイプ | 3Dオフセットハンドル |
カット率 | 20~30% |
価格 | 194400円(税別) |
島理研Swing(スウィング)+23 | |
サイズ | 6.0インチ |
目数 | 23目 |
タイプ | メガネハンドル |
カット率 | 10~20% |
価格 | 194400円(税別) |
島理研セニングSwing(スウィング)シリーズ
島理研セニングSwing(スウィング)シリーズは島理研が独自に特許をとったセニングシザーズシリーズ
このセニングは閉じながら抜けるという画期的なハサミでかなり画期的なですその秘密はセニングシザーズの棒刃に特殊加工が施されソフトな切れ味でです。櫛刃にも歯がある事でスライドしながらカットをしても引っかかりがないのが特徴です。
私はカットを極める為にこのセニングは入手していませんがもう少しカットがうまくなったら購入したいです。
カットを極める
私は1年半でスタイリストデビューをしました
当時スライドカットと言われる技法が支流でカットデザインもハイレイヤーと言うスタイルがほとんどを占めていて
カットラインをほぼ無視のスタイルでとにかく軽くしたスタイルがはやっていた時代でした
私がデビューしたときのカットはそれはもう今のカットと比べるとすざんなカットでした
しかし、私は当時勤めていた美容室で自社講師としてカットを教える立場になり自分がやっていた技術のすざんさに気づき一からカットを学ぶようになりました
講師になった理由
私が当時働いていた美容室では結構他の美容室がやっていない技術をしていました
ここでしかできない技術を売りにする事でかなりの集客を得ていました。
特に人気のメニューは縮毛強制でした、その当時では県内で縮毛強制をしている美容室は少なく
数えても数件しかなかったと思います。
しかも当時縮毛強制と言えば3時間~4時間ほどかかっていたところ私が勤めていた美容室では1時間30分でできる縮毛強制をしていました
時代は流れ縮毛強制がどこの美容室でもできるようになった頃のは私が勤めていたサロンではエクステンションを売り出していました。
そんないたちごっこが若い私でもいずれこの技術もどこでもできるようになるんだな…と若いなりに危惧していました
そんなある日、勤めていた美容室も多店舗展開をして数える事6店舗になった時こんないたちごっこよりも今ある施術を伸ばすべきだと考え
私は講師と言う道を選びました
講師になったのは美容室に入社して3年目の事でした、私はまだまだ若くカットもカラーリングの技術もまだまだだったと思います
しかし、周りが認めてくれた事なので精一杯頑張りました。
その時は月に6冊の美容関係の本や自己啓発の本、メールマガジンなどかなりの情報を得るため毎日夜中3時ぐらいまで起きて情報を収集していました。
その結果カラー、パーマ、カット、縮毛強制などの技術が会社で確立され本にできるほどの参考書類までも作成しました。
残念ながら私はその美容室を退社してしまったので映像までは途中になってしまいましたがかなりの物を会社に残せれたと思います。
話が少しそれましたが、私が講師になったのはグループ会社の売りは特殊技術ではなく基本技術の向上です
そのためベーシックという基本をかなり研究しました
そういった中世の中に出回っている道具は美容師に使いやすい道具で基本を学べるという道具ではなかったのです。
ですから私は基本を学べる道具として島理研のセニングとシザーを購入したのです。
島理研セニング&シザーズ
私がカットの向上を図ったのは島理研のセニングSPECTRA(スペクトラ)Z30とFit54ZDBシザーです
セニングは30目前後のメガネタイプのセニングは基本を非常に学べるセニングで特に私が感じたのはセニングを入れた時にラインが出るので
SPECTRA(スペクトラ)Z30を採用しました
なぜなら私はこの当時もともとラインがぼける高機能なセニングを使用していていたからです
ですからセニングを適当に入れても簡単にスタイルができ何も苦労をしていなかったのでセニングによる丁寧な技術がおろそかになっていたので
普通にラインが出るセニングが欲しかったので購入しました。
SPECTRA(スペクトラ)Z30は切れ味は最高なのですがその反面ラインが出るという事が最大の決手です。
そしてシザーの方なのですが、私はそれまで6.5インチのシザーでダウンハンドルと言われる非常に使いやすいシザーを使っていました
そのためカットも結構楽をしていて基本的な技術が全然身についていなかったのです。
ですからカットの王道サスーン系のカットを学ぶため5.4インチメガネ型という非常に使いにくいシザーを購入し
カットの王道ビダルサッスーンと言うカットに足を踏み入れました。
島理研セニングSwing(スウィング)
遠回りしましたが島理研Swing(スウィング)シリーズの紹介です
前もって言っておきますが非常に使いやすいので初心者の方が使用しますと変なカットの癖が付きますのであまりお勧めしません
カット歴10年以上の方のおすすめします。
島理研セニングSwingの内部構造
島理研Swing(スウィング)外面
島理研Swing(スウィング)内面
島理研のシザー&セニングはほぼ同じ構造になっております
島理研製のシザー&セニングは非常に裏スキと言われるハサミの内面の加工と支点の作りのクオリティが高くカットによるぶれも少なく
長年使用できるようになっています私が知るハサミブランドでは5本の指に入るメーカーです
島理研セニングSwing(スウィング)棒刃
これが噂の特許技術の加工ですね。
島理研Swing(スウィング)シリーズでは棒刃に特殊技術が施されています
カットするときに髪を傷めないように普通のセニングと違い確実に髪の毛を拾うようになっているので
スライドさせながらカットしても『ブチブチ』とした感じが一切ありません
その秘密はこの山形になった棒刃の加工です。言葉で説明してもあまり伝わらないので手に採って体験してみるのがよいと思います
島理研セニングSwing(スウィング)櫛刃
島理研Swing(スウィング)シリーズの櫛刃はシザー同様の刃がついています。
刃が付いたセニングは結構いくつかありますが先ほど紹介した棒刃とこの櫛刃が島理研Swingの最大のポイントになります。
セニングシザーズは適切にカットしないと『ブチブチ』といった感じがありお客様の不快な気持ちを与えるのですが
この特殊加工がある事によってどんな初心者が扱ってもスムーズにカットできるのがポイントです。
気持ちいいほど引っかかりがなく綺麗にカットできるので私は大好きなセニングです
まとめ
島理研Swing(スウィング)シリーズは非常に良いセニングです。
初心者がカットしても引っかかりがなく非常にソフトなカットができるのでどんな方にもおすすめしたいのですが
逆にまだカット技術がしっかりできていない方にはカット技術の向上を遠回りしてしまうようなセニングになります。
ここは考え方だと思いますが私は使いやすいシザーやセニングで多くのお客様をファン客にしてきましたが。
逆に講師として活躍するときに自分の技術の未熟さに気づきました。
使いやすいとか使いにくいも大事ですが、自分が成長できるかできないかといった所も視野に入れてシザーやセニングを購入できると良いと思います。
最後に!いろいろ書きましたが島理研Swing(スウィング)シリーズは最高のセニングなのは間違いないので機会があったら手に取ってみる事をおすすめします。