ヘアアイロンを巻くのって難しいですよね。外巻き内巻きリバース・フォアード…
コテで巻髪を作る時には様々な技法があります。でも家庭で使う巻き方は今回ご紹介する4種類でほとんどのスタイルが出来ます。
ですから無理に難しい巻き方をしなくても今回の4種類を理解してもらえればほとんどのスタイルができるので参考になれば幸いです。
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プロがおすすめする基本的な4つの巻き方
私はコテパーマの技術を習得した際に32種類の巻き方を覚えましたが巻き方は最低限4種類習得できればよいと思います。
基本的にヘアアイロンは前に流れる巻き方をフォワード巻後ろに流れる巻き方をリバース巻と言います。
後はヘアアイロンを入れるときの角度で巻いた時のデザインが少しづつ変わってきます。
私たちプロは様々な角度でヘアアイロンを入れてデザインを作っていきますが皆様が自宅でヘアアイロンを使う際には下からヘアアイロンを入れるのか上からヘアアイロンを入れるの2パターンできれば大体のスタイルができます。
今回説明でヘアアイロンが出てきますが写真の右側が前ですのでイメージをしてください
ヘアアイロンを下から入れる前に巻くフォアード巻
一番簡単な巻き方でフォワードとは前に巻くという事です。アイロンを下から入れて自分の顔周りの方へ巻く技術です。内巻きもこの技術の中と同じで角度を床と平行にするとできます。
逆に垂直にヘアアイロンを立てると縦巻きに変わります。
この巻き方をした場合は顔周りをカバーする巻き方になります。アイロンを下から入れたカールは下に垂れたようなカールになるのが特徴です。
ヘアアイロンを下から入れる後ろに巻くリバース巻
リバースとは後ろに巻く事を指します。この巻き方はアイロンを下から入れて後ろに巻く巻き方です。
この巻き方はフォアード巻と合わせる事によってランダムな動きがプラスされるのでカールをランダムに作りたい時は必要技術です。
ヘアアイロンを上から入れるフォアード巻
同じフォアード巻でもアイロンを上から入れるとカールの出方が変わります。この巻き方の場合は下からアイロンを入れた時よりもカールが横に出るのでカールにリッジが出ます。
この時にヘアアイロンを床に平行にするとハネた感じになるので注意しましょう。
この巻き方で巻いた場合はカールの出始めから毛先にかけてカールが横に出るのでAラインのスタイルを作る時に便利です。
ヘアアイロンを上から入れるリバース巻
リバース巻でもアイロンを上から入れる後ろに巻く技術です。この技術は顔周りをアイロンで巻くときには必須なので難しいのですが覚えましょう。
カールの出方はフォワードと同じように横幅が出るのでます。顔周りに使用するときは巻く回数を減らしてナチュラルに仕上げましょう。
ヘアアイロンの基本的な4つの巻き方を比べる
4つの巻き方た髪を比べてみるとこんな感じです左が下から入れた巻き方で右が上から入れた巻き方です。比べてみると左は緩やかに下に流れるようなデザインに対して右の巻き方だと巻きはじめからしっかりカールが出てデザインも横に出るようになっています。
巻き方を個別で比べてみると?
個別に見てみると下からヘアアイロンを入れた方が出だしが緩やかでカールのリッチも緩やかです。
下から巻いた場合は出だしのカールがしっかりしていてカールのリッチがはっきりしているのが特徴です。
ミックス巻きはこんな感じで再現できます。
4つの巻き方を全部合わせるとランダムなデザインが再現されミックス巻になります。後はスタイリング剤の付け方でスタイルはどれだけでも変わります。
適当にヘアスプレーでスタイリングするとこんな感じにまとまります。これで十分スタイルが作れます。この状態に少し逆毛を入れてあげるとまたスタイルが変化します。
逆毛を入れただけでもこんなに変化します、後はこの状態を維持するのであればハード系のスプレーを使用してあげればOKです。
ヘアアイロン巻き髪方とアイテムのまとめ
こんな感じで4種類の巻き方でいろいろなカールが作れます。これを組み合わせればミックス巻の完成です。
始めのうちは太いアイロンで練習すると失敗が少ないです。もし、巻いた時に形がおかしかった場合は巻き直すのではなくドライヤーでカールを伸ばしてからソフトタイプのワックスやヘアミルクなどでスタイリングしてみてください。
何度も手でカールを引っ張る事で何となく形ができるので巻くよりも崩す事を意識してみてください。
この巻き方を使った巻き方は以下の記事でご紹介しているので参考にしてみてください。