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ドライヤーにマイナスイオンが付いている本当の理由

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マイナスイオン

ドライヤーにマイナスイオンが付いている方が絶対いいと思うあなたにドライヤーにマイナスイオンが付いている本当の理由をお話します。

現在販売しているドライヤーのほとんどにマイナスイオンが搭載されています。

実際使ってマイナスイオン付きのドライヤーなのに髪の毛がぱさぱさと感じませんか?

マイナスイオンが出るドライヤーは低価格の物でも出ますが、髪の毛がぱさぱさになるのはマイナスイオンの出る量が少ないと考えてしまうと思いますが実際は全く関係ありません。

ドライヤーに搭載されるマイナスイオンの効果をしっかり把握した上でマイナスイオンドライヤーとはどんな効果があるのかを知りましょう。

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マイナスイオンドライヤーとダメージ

ドライヤー

現在では様々なドライヤーが販売されていてマイナスイオンがでるとか、スチームが出るとか、遠赤外線がでるとか、メーカーごとに様々な工夫をされていると思います。

でも、実際使用してなんだかよくわからない?と感じる方が多いと思いますがこれは髪の毛の質感を向上させる要因でしかないのです。

私は以前、トリートメントでは髪の毛が治らないという記事を書きましたが一度傷んでしまった髪の毛は治りません

ですから、特殊なドライヤーを使用しても髪の毛が綺麗なったり健康になると言う事はないのでマイナスイオンやスチームなどの機能は髪の毛のダメージを治す物ではなく髪の毛の質感を良くする要因と言う風にとらえましょう。

マイナスイオンドライヤーの仕組み

イオン

では、マイナスイオンってなんで髪の毛に良いやダメージヘアーならマイナスイオンドライヤーがいいというように認識されるようになったかをお話していきます。

マイナスイオンドライヤーの仕組みはメーカー毎に機能やマイナスイオンの発生の仕方が違いますが考え方は同じです。

マイナスイオンドライヤーの仕組みは空気中の水分をマイナスイオン化させて髪の毛に噴射する事です。

マイナスイオンやナノイオンも基本的には同じで考えですが空気中の水分をマイナス化させてにして髪の毛や頭皮へ噴射される事により通常のドライヤーより水分をマイナスイオン化するので髪の毛や頭皮の水分量が通常のドライヤーに比べて上がります。

マイナスイオンドライヤーを使用するとなんだか髪の毛がしなやかになった気がしますよね。これは髪の毛が健康になったとかではなく単純に髪の毛の適切な水分がある状態で乾いたからです。

マイナスイオンで髪の毛がしなやかになる理由

カチオン化PPT

このドライヤー本当にマイナスイオン出てるの?

こんな感じに製品を疑ったり疑問に思う方も多いと思いますが実はドライヤーから出るマイナスイオンって出ている量とかあまり関係ありません。

マイナスイオンドライヤーっは空気中の水分をマイナスイオン化する事により頭皮や髪の毛の水分量が多くなると言いましたがこれは傷んだ髪の毛の性質と関係します。

髪の毛はタンパク質でできている事を皆様はご存じだと思いますが、髪の毛のタンパク質には+イオンと-イオンのタンパク質があります。

どちらも髪の毛に必要なタンパク質ですがカラーリングやパーマのダメージは-イオンのタンパク質が流失してしまいます。

よって髪の毛のタンパク質が流失すると+イオンのタンパク質が多くなるのです。この性質を利用しているのがトリートメントやコンディショナーです。

プラスイオンに傾いた髪の毛は-イオンが吸着しやすいのは磁石の原理と同じで反対の属性の物はお互い引き合います。

プラスイオンとマイナスイオンが吸着する事をイオン結合と言います。

LINKプロが教えますトリートメント・コンディショナー・リンスの違い

マイナスイオンドライヤーは水分補給

水

ここまでお話したようにマイナスイオンドライヤーとは空気中の水分をマイナス化させドライヤーから風を送るドライヤーです。

マイナスイオンを帯びた水分は傷んだ髪の毛に吸着しやすい性質ですからマイナスイオンドライヤーは髪の毛に水分を補給しながら乾かすという事をしているので乾くまで時間がかかるドライヤーと言う訳ですよね。

マイナスイオンドライヤーとは髪の毛を乾燥させすぎないドライヤー。つまり、乾く時間のかかるドライヤーです。

言い換えると乾かしすぎないドライヤーという事です。

なぜ髪の毛を乾かしすぎない方がいいかというと、髪の毛にしなやかさがあり質感がいい状態とは髪の毛に水分が水分10%~15%前後残った状態がだからです。

 

プロの私達は髪の毛に適度の水分が残っている状態でブローをする事が出来ますが美容師で無い方には難しいですよね。

ですから、髪の毛の水分を取りすぎないマイナスイオンドライヤーを使用したり洗い流さないトリートメントが必要なのです。

LINKプロがおすすめのミストタイプの洗い流さないトリートメント

美容室と自宅での違い

普段私達は営業では普通のドライヤーを使用していますが、プロですから髪の毛の水分量をしっかり見極めて乾かしていきます。

自宅でドライヤーを使用する場合皆様は、ご自分でドライヤーを使用すると思いますが鏡で見える所はしっかり乾かせると思いますが、見えない所はついついドライヤーの風が当たりすぎたりします。

ドライヤーの温風を同じ所に当てすぎる事によって髪の毛に必要な水分までなくなってしまいオーバードライ(乾かしすぎ)になります。これが髪の毛のパサつく原因だったりダメージの原因なのです

そもそも一般的な方だと、どれくらいで髪の毛の乾かし過ぎていて、どれくらいが乾いている状態なのかやっぱり普通の方には解らないので当然ですよね。

そこで、マイナスイオンドライヤーを使用すると乾くまでの時間が伸び、髪の毛を乾かしすぎる原因を無くしてくれます。

マイナスイオンドライヤーは初心者でも髪の毛を綺麗に乾かせるドライヤーと言うわけです

マイナスイオンドライヤーのまとめ

実は、マイナスイオンドライヤーを使わないで水分が10%~14%の状態でブローを出来るようになるには美容師の私たちでも数年練習が必要なのです。

一般的な方がそのよう状態にするという事はほぼ不可能ですよね?

ドライヤーで水分を保持したまま髪の毛を乾かすのって難しいのですがマイナスイオンドライヤーを使用すると髪の毛に適度な水分を残した状態にでき、静電気を押せえる働きがあるので髪の毛がしなやかになり手触りが良くなるドライヤーとしてヒットしているのです。

マイナスイオンドライヤーを使用すると髪の毛のダメージを治してくれると言う認識の方がいると思いますが実際は髪の毛のツヤ、手触りが良くなるドライヤーです。

言い換えれば実際は毛髪の水分量をコントロールする機能が付いているドライヤーと認識しましょう

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