こんにちは村瀬です。今回は前回の記事の続きです。
前回は『オーガニック』は有機栽培だよって書いたついでに肌はどんな化粧品を使っても綺麗にならないって書きましたが実はどんなに高級な化粧品を使っても肌は綺麗になりません。肌が綺麗になるのは自分の肌が成長してくれるからです。
ですから、基礎化粧と言うのは肌を守るために使用しているっていう感じです。つまり無駄な事です。個人的にはクリーム1つで十分だと思っています。
合わせて読みたい
スポンサーリンク
基礎化粧のイメージ
化粧水 | 美容液 | クリーム |
皆様の基礎化粧のイメージはこんな感じだと思います。
簡単なイメージだと化粧水で水分を補給 → 美容液で美容成分を補給 → クリームで保護するっていイメージだと思います。
しかしこれは正解で誤解でもあります。基礎化粧はどれを使っても肌の表面にしかとどまらなくただ保湿しているだけにすぎません。
化粧水・美容液の真実
実は化粧水は肌に浸透しないと言っても一応浸透します。化粧水の浸透する場所は角質層です。
お肌を簡単に説明しますとお肌は大きく分けて3層に分かれます。そして化粧水が浸透する角質がある部分は表皮の部分です。この厚さはわずか0.2mmです。
表皮部分は4つ層に分かれていますが一番表面の層が角質層です。この角質層部分に化粧水などの基礎化粧品は浸透します。
で、この角質層は実はもう死んだ肌の細胞で最終的にはアカになる前のお肌です。
この角質層はお肌のバリア機能の役割をはたしているのですが乾燥や過度な洗顔などで剥がれ落ちお肌のトラブルになるのです。
因みにこの角質層の厚みは0.02mmです。
※0.02mmとはおよそラップぐらい
こんな薄い膜に化粧水・美容液・クリームたくさん使用しますがあまり意味がないのです。むしろ付けすぎているぐらいなのです。
スキンケアをする本当の理由
では、スキンケアをする本当に理由についてお話をしていきます。
そもそもスキンケアとはケアする事ですのでトラブルにが起きないようにする事です。
つまり、正常であれば何もしない事です。何かトラブルが無いのにスキンケアをする事自体が肌へのダメージになっているのでしない方が一番いいのです。
でも、女性にとって化粧とは身だしなみであり必ず行うので避けては通れません。ですから化粧をするには必ずスキンケアをする必要があります。
化粧を落とす事が一番肌へのダメージがある
まず、化粧をした場合は必ず落とす必要があります。現在の化粧は昔の化粧より油性が強い為水や汗などに非常に強く化粧崩れする事が減っています。
※水性の物もある
その為化粧を落とすには油分で化粧を乳化して落とす必要があります。ですからクレンジングオイルが一番油となじむ力が強いのでよく落ちます。
最近はクレンジングローションとかありますが主にアルコール系の物だったり油を中和する界面活性剤を使用しているので良く落ちます。こういった商品の場合は化粧だけでなくお肌に必要な油分を取りすぎてしまうので取扱いには注意しなければいけません。
また、クレンジングゲルやジェル・クリームなど乳化する力が弱い物もありますが肌に優しいけれど化粧を落とすという力が弱くなってしまうのが現状です。
メイクが落ちる原理
ファンデーション | クレンジング | 乳化 |
化粧品を落とす原理はイメージ図のように化粧品を乳化して落とします。乳化した後の化粧品はお湯洗いではなかなか落とせないのでこの後に洗顔をする事が多いと思います。
洗顔 | 洗顔後 |
次に乳化した化粧を落とすには洗顔が必要です。油を乳化したところで落とさなければいけないという事です。
つまり油を落とす為には洗浄成分の入った洗剤が必要になります。
この時に洗浄成分が強すぎる場合はお肌のバリア層の角質部分の油や角質まで取ってしまう事が肌荒れの原因になるのです。
洗顔するという事は大なり小なり必ずダメージがあるという事です。
つまり化粧をすると必ず洗顔するの肌のバリア機能である角質を傷つける要因になり必ず何かで補わなければいけません。
こういった考えが基礎化粧なのです。
肌を保護にはクリームで十分
一時期ニベアの青缶が話題になり入手困難になった事が記憶に新しいですよね。つまりお肌に塗るのは保湿してくれるクリームだけで良いのです。
LINK44歳主婦が、肌年齢29歳に若返るまでにしたこと~コスメ・お手入れ編~
この記事よ読んで貰えるとわかると思いますがスキンケアとは保湿して肌のバリア機能を整えるだけで綺麗になるのです。
つまりスキンケアとは肌をこれ以上乾燥させない事であり化粧水や乳液・美容液などはあまり必要ないのです。
必要なのか強力な保湿を持つクリームで肌にトラブルを起こさない物という事です。
そもそも浸透した方が危険
そもそも化粧品が肌に浸透するという事は必ずリスクが付きまといます。
最近ではエレクトロポレーション Wikiなんで技術はが流行っていますがこの技術はかなり危険と隣合わせです。
なぜなら本来はいらない成分まで肌に入れてしまう可能性があるのです。化粧品に使用される防腐剤や添加物まで肌のデリケートな部分に成分が到達してアレルギーを引き起こす場合があるからです。
現に製造メーカーも肌に浸透すべく物以外の化粧品を使用しない事を推奨しています。このように肌に入る事はかなりリスクがありむしろ入ってはいけないのです。
また、家庭用など同類の器具は使用するとリフトアップしますがこれはリンパの流れが良くなったとかそういう事ではなく筋肉運動によるリフトアップです。
なぜたくさんの商品があるか
じゃ~なぜこのようにたくさんの商品があるか答えは簡単です。
1つの商品よりも3つの商品を買ってもらった方が儲かるからです。
一番いいスキンケアは何もしない事です。それが一番いいスキンケアです。
でもそれだと肌のバリア機能が無いのでワセリンぐらいの油で保護した方がいいのが答えです。
ですからエステに行けば化粧水・乳液・クリームを進められますが実はあまり意味はありません。
『そんな事ないよ肌の調子がいいよ』っていう方も見えるかもしれませんが角質層がただ保湿されているだけです。
ですからエステに行く事で肌が綺麗になる感じがするのはマッサージをしてお肌の血行が良くなり調子の良いお肌になるのです。
しかし、ここまで語ってきたようにワセリンやにニベヤクリームを使用するととてもべたつきなんだか嫌な気分になります。
ですから、多くのエステで使用される化粧品ははべたつきのなくお肌の質感がいい感じになるように設計されているので何となくお肌の調子がいい感じがするのです。
合わせて読みたい
個人的な基礎化粧のあり方
ここまでいろいろ書いてきましたが私なりの基礎化粧品のあり方を書いておきます。
ます、一番肌にダメージを与えている洗顔をなるべく洗浄力の弱い物にする事が最重要です。洗浄力の弱い物だと化粧が落ちなくなりますがかえって落としすぎる事の方が問題です。
ですから落ちにくい化粧品を使わない事も大切ですが洗顔を見直す事をおすすめします。
次に化粧水です。化粧水は水分を肌に与える物と言う誤解は捨てましょう。化粧水はお肌のPH(酸性値)を正常化してくれる物と言う認識で使用しましょう。
製品によっては医薬部外品のものであれば殺菌作用がありお肌に雑菌を繁殖させないようにする効果や血行をよくするものもあります。
つまり化粧水とはお肌の水分補給ではなくお肌を酸性にしてくれたり雑菌の繁殖を抑えるという物と言う感覚でお肌のベースを作るという物だと考えておきましょう。
そして、美容液です。美容液は成分が凝縮された物と言うイメージですが少し違います。美容液の多くはナノコラーゲンやナノヒアルロン酸が配合されている物が多いです。
ここまで話してきたとおり化粧品は肌の表面の部分にしか浸透しません。
また、化粧水などで水分補給をしてもお肌に水分のとどまる場所がありません。そこで水分のとどまる場所を確保してあげるのです。
入った成分はまた抜けますがそれでいいのです。肌の表面部分が一時的に保湿されるだけでも水分量が増え肌がふっくらします。
疑似的に乾燥したお肌がうるおいを保てるのです。そんな疑似的な役割だと思って使用しましょう。
最後にクリームです。クリームは最終的にお肌の乾燥を防ぎ外からの刺激から守ってくれる物だと思って使用しましょう。
また、クリームは油分の多い物や水分の多い物で質感が異なるので自分の好みの質感の物を使用しましょう。
おすすめなスキンケア商品
プロおすすめ無添加イオニートシャンプーで肌と髪を優しくケアと言う記事でもお話しているように私はイオニート商品が好きで我が家の奥様も長年使用しております。
なぜイオニート商品がいいのかと言いますとトラブルが少なく肌の本来のあり方へと導いてくれるのです。
どんな化粧品も使用している時はお肌の調子が良いのですがやめてしまえばまた元に戻るという感じではなく。本来あるべき方向へと導いてくれるのです。
おすすめの洗顔&クレンジング
イオニートシリーズではありませんが洗顔はイリアールクレンジングジェルは成分の9割が『高還元水』でできており防腐剤や石油系界面活性剤を一切使わないクレンジングジェルです。
水なのに油が落ちるのは高還元水のおかげです。還元水は油と混ぜ合わさるので水でも化粧品などの油汚れが落ちるという優れものです。
また水なので極力肌に刺激を与えないでメイクを落とす事が出来ます。
使用方法はお肌に付けて擦らず時間を置くだけです。その後塗る湯で流します。
後の洗顔は必要ありませんこれで終了です。
※還元水はお調べください。不透明な水ビジネスをするつもりはありませんのでここではご紹介はしません。
おすすめの化粧水
化粧水は肌に優しいように天然潤い成分のヒアルロン酸、セラミド、コレステロール、アミノ酸を配合。
化粧水のベースは以下の通りです。
- ペンチレングリコール = 多価のアルコールの一種で抗菌作用がり低刺激で安全性の高い成分
- グリセリン = 水分を引き寄せる保湿成分
つまり肌のバリア機能を高めてくれてると言う感じです。
おすすめの美容液
美容液はナノヒアルロン酸配合で角質層へ素早く浸透します。
浸透した後は保湿をしてくれるので肌がふっくらします。保湿をする要因を作る物なので化粧水の前に使用します。
そうする事によって乾燥した肌によりうるおいを与えてくれます。
おすすめのクリーム
最後にクリームです。これが無いと始まりません。
最後にクリームをする事によってお肌を保湿してくれてお肌を守ってくれます。
また、このクリームは合成乳化剤を使用していないのでお肌に非常に優しくなっています。
CQ10配合ナノクリームって書いてありますが個人的にコエンザイムQ10の配合している化粧品はお肌を再生してくれる物とかではなく。抗酸化作用が強い成分で全く肌が再生されるとかそういう物ではありません。
使い方のポイント
通常の使い方と少し違う所はまずはじめに乾燥やシワが気になるところの美容液を使用します。
そうする事によってお肌に水分を保持する場所が生まれます。
そのあとに化粧水です。化粧水は水分補給と言うよりお肌を正常な酸性値にしてくれ雑菌が繁殖しにくくしてくれます。
そして最後にクリームです、クリームはお肌のバリア機能を強化してくれるだけでなくお肌の水分を保湿してくれるので乾燥を防ぎます。
使い方はたったこれだけです。
間違えてはいけないのは肌が再生する訳でもありません。お肌の状態を健康的にするものでもありません。
ただ、お肌に優しい物を使用してこれから産まれてくるお肌がトラブルのなく成長してくれる手助けをする事と外からの刺激などからお肌を守ってくれる物と言う事です。
まとめ
スキンケアで一番重要な事はお肌を清潔にして保湿するという事です。
使用する化粧水やクリームは肌に刺激の少ない物を使用する事が一番大切です。
あとは肌がターンオーバーで健康な状態で細胞分裂して表面に出てくる事を待つだけなのです。
合わせて読みたい