こんにちは村瀬です。
最近乾燥する季節になってきましたが皆様は頭皮が痒いといった事がありませんか?
私は特にカラーリングをした後1週間は頭皮が痒かったりしますが乾燥する季節になるとより頭皮が痒くなります。
そんな頭皮が痒くなる原因を今回はご説明していきます。
スポンサーリンク
頭皮湿疹の種類と原因
まず頭皮のトラブルにはいくつか種類がありますが大きく分けると以下の原因があります。
頭皮のトラブルの原因
- 脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)
- 接触性皮膚炎
- アレルギー性皮膚炎&アトピー性皮膚炎
- 乾燥性皮膚炎
頭皮湿疹など一度トラブルになるとなかなか治りませんがトラブルになる原因を理解しておくと湿疹になる可能性が少なくなります。
脂漏性皮膚炎の原因
脂漏性皮膚炎の場合は皮脂の油が多く出すぎて頭皮が炎症を起こす事が原因と言われています。
主な原因は食生活やホルモンバランスと言われていますがハッキリとした原因は分かっておりません。
ただ、肌の表面は弱酸性なのですがカラーリングやパーマをすると薬剤が付着した頭皮や肌はアルカリ性に傾きます。
頭皮やお肌がアルカリ性になった肌が酸性にしようと働き皮脂の油が過剰に分泌する事も原因となっております。ですからカラーリング後は特に頭皮や髪の毛をケアする必要があります。
また、頭皮から出た皮脂の油は空気中の酸素と化合して(酸化して)フケになり頭皮が炎症します。ですから、湿疹になる前に健康な状態にしてあげなければいけません。
注意しなければいけない事ですがオイリー肌の方は比較的洗浄力の高いシャンプーを使いがちですが実は逆で皮脂の油を取りすぎるとより肌が乾燥して皮脂の油を出してしまうので出来るだけ保湿性の高い物を使用した方が良いです。
※追記
洗浄力の高いシャンプーから洗浄力の弱いシャンプーに変更すると同じ状態になります。
肌は洗浄力の強い物で洗うと適応しようと皮脂の油を大量に出すようになります。その状態が続き急に洗浄力の弱いシャンプーに変えると肌が対応できずに皮脂の油が多くなり痒くなったりします。
急に変えるのではなく1週間に1~2回現在のシャンプーを使用しながら変更する事をおすすめします。
接触性皮膚炎の原因
接触性皮膚炎の場合は肌が弱く何度も触れたり櫛やブラシなどで過度に刺激があると起こる炎症です。
これは誰でも起こり得る原因で私も良くなります。
接触性皮膚炎の場合は人それぞれで接触性皮膚炎になるまでの刺激の強弱が違います。ひどい方だと前髪がおでこに触れるだけでなる方や首に髪の毛が当たる事が原因になるので髪の毛を束ねるなどしてあげると良いです。
接触性皮膚炎になりやすい方は肌が非常に敏感でなので頭皮や肌に使用する物は洗浄力の少ない物を使用する事がおすすめです。
アレルギー性皮膚炎&アトピー性皮膚炎の原因
アレルギー性皮膚炎の場合は成分にアレルギーがあり何かの成分に反応する事が原因です。
ダメージケア系のシャンプーやオーガニックシャンプーだど成分が多く入りすぎて何に反応しているかわからないので。なるべく何も入っていないシャンプーを使用する事をおすすめします。
また、アトピー性皮膚炎の場合アレルギー性皮膚炎と同じように何かの成分に反応してしまっているのですが一番の原因は元々肌のバリア機能が通常の方より少ない事が原因です。
普通の人よりもより刺激や成分に反応しやすいのでなるべく洗浄成分の優しい物を使用してシャンプーを2倍~5倍に薄めて使用する事をおすすめします。
乾燥性皮膚炎の原因
乾燥性皮膚炎の場合は頭皮が乾燥してカサカサになり痒みを伴う炎症です。乾燥する主な原因は皮脂の油が少なくなる事が原因です。
乾燥性皮膚炎の場合頭皮が痒いので掻いたりして他の原因を誘発させるので注意をしましょう。
乾燥性皮膚炎の厄介な所は
頭皮が乾燥する → 痒い → 掻く → 傷が付く → シャンプー → しみて痒い
無限ループをするので必ずどこかで原因を無くさないといけません。
乾燥性皮膚炎の場合は頭皮の皮脂の油を取りすぎない洗浄力のシャンプーでさらに刺激の少なく保湿性のあるシャンプーが好ましいです。
もしくはシャンプーをお湯シャンにするなど対策が必要です。
頭皮のトラブルが治るには時間がかかる
頭皮やお肌のトラブルは肌が綺麗になる方法と化粧水は皮膚に入らない理由でもお話しましたが肌や頭皮は健康な皮膚になるまで待つ事になります。
病院に行くとステロイドやワセリンを処方されますので使用すれば治ります。
しかし、頭皮への刺激を与えているトラブルや原因がなくならない限りまた再発するのでスタイリング剤やシャンプー剤など自分に合った物を使用しする事をおすすめします。
LINKシャンプーの洗浄成分(界面活性剤)を解り易く説明します
頭皮湿疹と地肌が痒い原因・まとめ
私は頭皮や体が痒くなるのでムヒやキンカンなど使用しますが痒みは一時的にしか収まりません。
また、アルコール系の物で一時的に痒みを押さえると返って肌が乾燥してよりひどくなります。一番は保湿する事と刺激になる原因を無くす事が大切です。
合わせて読みたい
- 正しいシャンプーの知識とお湯シャンプーの正しいやり方
- 正しいヘアケア方法のまとめ
- 美容師が伝授正しいシャンプーの仕方を教えます