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ヘアアレンジ

簡単にヘアアレンジをする為のコーム(櫛)の使い方と逆毛の立て方

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コーム

こんにちは村瀬です。今回はコームの使い方です。コームの種類は様々ですが今回はヘアアレンジ用のコームの使い方をご紹介します。

ヘアアレンジをするにあたって普通のコームでも問題ありませんのでご自宅にあるコームを使用して頂ければ構いません。

また、プラスチック製のコームは静電気が起きるので木製のコームやカーボン製のコームを使用する事をおすすめします。

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セット用のコームの種類

NBAA製のコーム

美容師の方が良く愛用しているNBAA製のコームですMとSがありますが個人的にはSの方がコンパクトで使いやすくて好きです。

とても歯の部分が薄く細かい仕事をするのに良いのですがとても折れやすく1年で数本折ってしまったので現在はカーボン製のコームを使っています。

一番使いやすいてお気に入りのコームです。

逆毛用のコーム

逆毛用のコームは歯の部分が2重になっており初心者でも簡単に逆毛を立てる事が出来るのでおすすめのコームです。

これはヘアアレンジをする方にとてもおすすめで。何も考えないでバックコームをすると逆毛を立てる事が出来る所が良い所です。

美容師さんだとアシスタントの方やパーティアップなど短時間で仕上げる時にとても役に立ちます。

柘植のコーム

次に人気の柘植のコーム。このコームは木製なので静電気が起きないだけでなくオイルを吸収してくれるので使い込むたびに髪の毛にツヤが出るのでおすすめです。

それ以外にも木製のコームは適度にテンションがかかるので逆毛を入れやすいのでおすすめのコームです。

また、100円均一で売っている物は柔らかい素材なので髪の毛に余分なテンションが掛かってしまい髪の毛を痛める原因にもなるので注意をして下さい。

カーボン製

カーボン製のコームは静電気が起きないのでヘアアレンジをしやすいコームです。また、コームが非常に丈夫なので歯が折れたりしないのでおすすめのコームです。

私はNBAA製のコームを使っていましたが1年で3本程折れてしまったのでこちらを使用しています。特別使いやすいのではないのですがコンパクトな所がとても使いやすくて気に入っています。

プラスチック製

手軽な価格で手に入るプラスチック製のコームはどの家庭にもあると思います。写真のコームは一見普通のプラスチック製のコームにも見えると思いますが、実はグラスファイバーが練り込まれているのでパーマなど薬剤に強く100℃ぐらいの熱にも対応しています。

安価な価格でとても優秀なので1本はもっていると便利です。

※赤色のみグラスファイバー入り

逆毛ブラシ

コームで逆毛を入れるのが苦手な方はブラシを使用すると簡単に逆毛を入れる事が出来ます。

大きいブラシブラシで逆毛を入れるのが難しいという方は小さいサイズの物を使用すると便利です。

コームの使い方

まず、コームの使い方は様々な使い方をしますが今回の簡単にヘアアレンジをするにあたって覚えて欲しい技術は次の通りです。

ポイント

  • 逆毛を立てる
  • ねじりながら逆毛を立てる
  • 面を綺麗にする逆毛の立て方
  • テールで面を綺麗に整える
  • テールでデザインを整える

逆毛を立てる

テールで毛束を分ける テールで毛束を分ける テールで毛束を分ける
髪の毛を分ける 大体親指ぐらい 分けた状態

まず、逆毛を立てる時は必ず細かく分けて行いましょう。大体親指ぐらいの厚さで分けるとやりやすいです。

基本的な逆毛立て方

コームの入れ方 コームの入れ方
髪の毛をなでる感じで コームを髪の毛に入れすぎない

基本的な逆毛の立て方ですがコームは髪の毛の表面を撫でるようにして歯が髪の毛の向こう側に飛び出ないようにしましょう。

逆毛の入れ方 逆毛の入れ方 逆毛の入れ方 逆毛の入れ方
撫でるようにそのまま根本にスライドさせます 歯が飛び出ないように 少しずつ根本に送ります 送ったらしっかり根本に逆毛を入れる

優しく髪の毛をふんわりとした感じで根本にコームをスライドさせていきます。根元まで来たらしっかり根本にコームを押し付けるようにして髪の毛を送りましょう。

この手順を2~3回程繰り返したら完成です。

逆毛の入れ方

こんな感じですべての髪の毛を分けて逆毛を立てましょう。全部逆毛を入れる事が出来たらテールを使って修正しながらUピンやアメリカピンを使って形成します。

全部に逆毛が入った状態 DSC_0614
 逆毛が全部入った状態 形を綺麗にした状態

立ち上がりを付ける逆毛

立ち上がりを付ける逆毛

ここまでは通常の逆毛の立て方をご紹介して来ましたが立ち上がりを作る逆毛の入れ方や髪の毛をセットしやすくする場合の逆毛の入れ方です。

立ち上がりを付ける逆毛 立ち上がりを付ける逆毛 立ち上がりを付ける逆毛 立ち上がりを付ける逆毛
根元の逆毛 中間部分の逆毛 毛先付近の逆毛 毛先部分は逆毛を入れない

基本的に私達美容師がやヘアメイクをする時に使う逆毛の入れ方なんですが実は写真のように3~4段階で逆毛の入れる多さを分けます。

なぜ根本にしっかり入れるのかと言うと髪の毛のボリュームの出し方とスタイリングを簡単にする方法でもお話しましたが、髪の毛の動きは根本の状態で決まります。

ですから、根本にしっかり逆毛を入れ毛先はあまり逆毛を入れないのです。

テールで毛束を分ける 髪の毛を分け取る 髪の毛を頭皮に付ける
髪の毛を分け取る 分けたらなるべく頭の方へ倒す しっかり立ち上げたい時は頭に付ける

基本的にボリュームを立てたい場合は思いっきり髪の毛を倒しましょう。今回はこんな感じで倒すようにしましょう。

根元に逆毛を入れる 根元に逆毛を入れる 根元に逆毛を入れる
根元の近くからスタート 根元にスライドさせる 根元に押し込むように入れる

まずは根本の近くの部分に逆毛を入れます、根本に押し込むように逆毛を入れるのがポイントです。これを3~4回繰り返したら中間部分に入ります。

また、中間部分に逆毛を入れる時は再度根本に逆毛を入れないので念入りに入れておきましょう。

中間部分の逆毛 中間部分の逆毛 中間部分の逆毛
中間からスタート 根本部分へスライド さっき入れた所でストップ

次に、中間部分の逆毛です。中間部分は先ほど根本に入れた逆毛部分まで逆毛を入れますが根元よりも逆毛が入っていない状態にするとデザインが作りやすいので2~3回ぐらいで終わりましょう。

毛先部分の逆毛 毛先部分の逆毛 毛先部分の逆毛
毛先付近からスタート 中間部分へスライドさせる 中間部分でやめる

毛先部分も中間部分と同じように逆毛を入れます。毛先に逆毛が入っているとパサついた感じがするので本当に丁寧に入れる事を心がけましょう。毛先部分は1~2回で逆毛を入れましょう。

立ち上がりを作る逆毛の入れ方

この調子ですべての髪の毛を分けて丁寧に逆毛を入れたら完成です。

逆毛が入った状態 アレンジした状態
全部に逆毛が入った状態 アレンジした状態

ねじった部分の逆毛

ねじった所に逆毛

次にねじった所に逆毛を入れるやり方です。この方法はヘアアレンジで一番使うやり方なので覚えておくと便利だと思います。

 ねじった所の逆毛  ねじった所の逆毛  ねじった所の逆毛 ねじった所の逆毛
 小指ぐらいの毛束を取ります  そのまま軽くねじります  2回転程ねじる ねじった状態

まずは小指ぐらいの太さで毛束を取ります。そのまま軽くねじり2回転程ねじります。

ねじった所の逆毛 ねじった所の逆毛 ねじった所の逆毛 ねじった所の逆毛
ねじった部分に毛先から根本に逆毛を入れます

ねじった部分にそのまま今までの要領で2回~3回に分けて逆毛を入れていきます。ポイントはコームを髪の毛に対して斜めにして入れる事で綺麗に逆毛が入ります。

ネジってピンで留める ネジってピンで留める ネジってピンで留める
ネジって形を作りる いい感じになったらピンで留める Uピンで留める

しっかりと逆毛が入ったらそのままねじりながら形を整えたらUピンかアメリカピンで留めます。この時にアクセサリー付きのUピンを使うとオシャレにアレンジできるのでおすすめです。

ネジって逆毛を入れる

この感じで毛束を全部ネジネジして逆毛を立てねじってUピンやアクセサリーを付けるだけで簡単にアレンジヘアーの完成です。

飾り付きのUピン

コームでデザインを作る場合

コームの使い方

コームは主に逆毛を立てるだけでなくデザインを作る時にとても重要な役割があります。

まず、櫛歯の所は逆毛を立てるだけでなく面を綺麗にする時にメチャクチャ重要な役割があります。

櫛歯で綺麗にする

櫛歯で面を整える

 

髪の毛を1つにまとめた時に良くなるのが髪の毛がたるんだ状態です。そんな時には櫛歯で面を綺麗にする事でよりアップしたスタイルが綺麗になります。

コームの櫛歯

面を綺麗にする場合はコームの櫛歯の部分がとても役に立ちます。

櫛歯で面を整える 櫛歯で面を整える 櫛歯で面を整える 櫛歯で面を整える
コームを寝かせて使用 寝かした状態で通します 面を綺麗にしていきます。 ここまで梳かしたら次のステップへ

コームは必ず寝かし気味で使用しましょう。コームを立てた状態だと頭皮が痛くなるので注意をしましょう。コームで面を整えるように梳かしたら次のステップです。

手で梳かす 手で梳かす 手で梳かす
手で髪の毛を綺麗に整える そのままコームの所まで梳かす コームの所にきたら抑える

コームで綺麗に梳かしたらこんどは手で髪の毛を梳かしていきます。コームの所まで手を持っていったら手で髪の毛を押さえます。

手で押さえながらコームスルー 手で押さえながらコームスルー 手で押さえながらコームスルー 手で押さえながらコームスルー
手で押さえたままコームで梳かす コームと梳かす 手の所まで持ってくる コームで押さえて手で抑え直す

今度は手で押さえながらそのままコームと梳かして面を整えていきます。このまま手の所までコームが来たら押さえている手を緩めて再び髪の毛を押さえ直します。

その次にもう一度手で髪の毛を梳かし直して面を綺麗にしていきます。後はこの繰り返しで面が綺麗になるまで梳かしていきます。できたらピンなどで留めたら完成です。

コームで面を整える

 

テールの使い方

テールの使い方

コームのテールはデザインには欠かせない重要なポイントがあります。主には逆毛を綺麗にしたり細かいデザインを整える時に必要なのですが、それ以外にも簡単にデザインをする時に役立ちます。

また、私達美容師が使っている裏技もあるのでご紹介します。

逆毛を取りデザインを整える

全部に逆毛が入った状態 アレンジした状態
逆毛が入った状態 アレンジした状態

このようにただ逆毛を立てただけでは綺麗にデザインが出来ません。これを整えるのにコームのテールが役に立ちます。

テールで逆毛を整える テールで逆毛を整える テールで逆毛を整える
 逆毛をテールで取る  根元から毛先にテールを持っていく  毛先の逆毛を綺麗にとる

まず、逆毛を立てた髪の毛の全体を猫の手で軽くつかみます。そのままコームのテールをで根本付近から毛先にかけて逆毛を取ります。これをつかんでいる髪の毛の周りは放射線上になるように5~6回程繰り返して形を付けていきます。

ねじりながら猫の手で押さえる テールで逆毛を整える テールで逆毛を整える テールで逆毛を整える
 ネジって持ち直す  根元にテールを入れて逆毛を取る  中間部分からもテールを通す  毛先まできれいにする

何度かテールで逆毛を取ったら今度は持っている髪の毛の全体をねじり髪の毛を持ち直します。後は同じように逆毛をテールで撮りながら形を整えていきます。

テールで逆毛を取ったらまた髪の毛をねじりながら持ち直すと言った感じで繰り返すと形が付いてきます。できてきたらUピンなので留めて行けば形が出来ます。

テールで逆毛を取る

テールでネジってデザインを作る

ねじり留め

こういった髪の毛の束をねじって作るデザインは手で巻いても作れますがコームのテールを使うととても簡単で綺麗に作れます。

髪の毛を持つ テールで押さえる 髪の毛をかぶせる テールに巻きつける
 まず後ろ斜め45°に髪の毛を引っ張る  コームを斜めに当てる  そのまま髪の毛を巻いていく  面を綺麗にしながら巻く

まず、ねじりたい部分を後ろに引っ張って置きねじりたい部分にコームのテールを当てます。当てたらそのままテールに巻きつけるようにしていきます。

テールに巻きつける テールに巻きつける テールに巻きつける テールを抜く
 どんどん巻いていく  3回ぐらい巻いた状態  巻き終わったら巻き終わり部分を持つ  そのままコームのテールを抜く

2~3回程巻いて行けば完成です、綺麗に巻くポイントはただねじっていくのではなく面を綺麗にしたまま巻くとうまくいきます。

また、私が使っているコームは持ち手にこぶがあるので抜くときに形が崩れたりしちゃいますのでこの技術は持ち手にこぶのない物を使用した方が良いです。

ねじり終わったらピンで留めて完成です。

コームのテールでねじって上げる

コームのテールで面を綺麗に整える

櫛歯で面を整える テールで面を綺麗にする
ビフォア アフター

このようにサイドの髪の毛をまとめても表面の髪の毛がパサついている場合はコームの櫛歯で綺麗に整える事が出来ますが仕上げにテールを使って面を整えるとより綺麗に仕上がります。

テールで面を綺麗にする テールで面を綺麗にする テールで面を綺麗にする テールで面を綺麗にする
コームのテールを入れる 入れたらそのまま後ろへ 表面を壊さないように動かす ここまで来たら終わり

まず、髪の毛をブラシで綺麗に後ろに流します。そのあとダック―カールなどで髪の毛を留めておきます。

コームのテールでまとめた場所の表面1cmぐらいになる所にコームを入れます。入れたらそのままゆっくり後ろにテールを持っていきます。

ポイントはなるべく表面に近い所にする事です。深い所にテールを入れるとデザインが崩れたりまとめた髪の毛が崩れてくるので注意をしましょう。

テールで面を綺麗にする テールで面を綺麗にする テールで面を綺麗にする テールで面を綺麗にする
場所を変えて再びテールを入れる 同じようにゆっくり動かす 面を壊さないように動かす ここまで来たら終了

後は面が綺麗になるまで場所を変えながら綺麗に整えたら完成です。ここで注意をして欲しい事はこの技術は仕上げの技術なので初めからテールで綺麗にするという物ではないので始めに櫛歯で面をしっかり整えておきましょう。

テールで面を整える

まとめ

ヘアアレンジをする時の逆毛の立て方は意外と難しいのですが基本を覚えれば簡単にできます。

また、コームのテールを使用する事で簡単にデザインを作る事が出来るので一度試してみると良いと思います。

 

最後に簡単にヘアアレンジをする際にはソフトワックスよりも、ヘアミルクトリートメント系のスプレーを使用すると髪の毛が綺麗にまとめるのでおすすめです。

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