こんばんは村瀬です。今回はロングヘアーでのヘアアイロンの巻き方をご紹介していきます。
ヘアアロンの巻き方は色々ありますが実際自分で髪の毛を巻いてデザインする場合はそこまでこだわる必要はありません。
なぜなら、ヘアアロンで作るヘアスタイルはほぼ同じ巻き方で作る事が出来ます。
ヘアアイロンで巻いてデザインを作る時はフォアード巻とリバース巻で簡単に作れるので皆様も参考にしてください。
リバース巻とフォアード巻は以下の記事で解説しているので参考にしてください。
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ヘアアイロンの巻き方
ヘアアイロンで髪の毛を巻く場合は使いやすいヘアアイロンを使用しましょう。個人的には一番アイビルのヘアアイロンが使いやすく気に入っています。
しかし、今回は巻いている髪の毛を見やすくするために使用するクレイツ製38mmの白いヘアアイロンを使用します
クレイツ製のヘアアイロンは場合設定が出来、簡単にカールを作る事が出来ますが最低温度が150℃と高い温度しか設定できないのが難点です。健康な髪の毛や剛毛の方にすぐカールが付けれるのでおすすめです。
また、ヘアアイロンの温度は高ければそれなりにダメージにつながるので温度によるダメージを理解した上で使用しましょう。
ヘアアイロンで髪の毛を傷めないのは低温で素早く巻く事が重要です。
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ヘアアイロンで巻く前にブローをしましょう
まず、ヘアアイロンで巻く前に必ずブローをしておきましょう。
ブローをする事によって髪の毛のツヤがでてヘアアイロンで綺麗に巻けるようになります。
また、ブローをする前はブロー用のトリートメントを使用しておくとヘアアイロンのダメージを押さえてくれます。
おすすめはミルクタイプのトリートメントです。
もし、寝癖が付いている場合は一度濡らしてからドライヤーで乾かしてブローをしましょう。
LINK自宅で出来る正しいブローの仕方とドライヤーの乾かし方
巻きやすいように髪の毛を分ける
後ろ | 右 | 左 |
ヘアアイロンで綺麗に巻くにはまず巻きやすいようにヘアクリップで4つに分けます。
サイドは耳後ろで前と後ろに分け、後ろは適当に半分に分けて大丈夫です。
今回は見やすく分けていますが自分で巻く場合は適当でOKです、しっかり分けてしまうとかえってヘアクリップの跡がついてしまうので軽く適当に分けておきましょう。
LINKヘアアレンジに必要なダックカール(ヘアクリップ)の使い方
ヘアアイロンでサイドの髪の毛を巻く時
サイドを巻くときは上と下に分けて巻くと簡単に巻く事が出来ます。
また左右どちらから巻き始めても構いませんが。サイドを巻くときは苦手な方から巻いた方が失敗していても得意な方を巻くときに両サイドを合わせやすいので苦手な方から巻きましょう。
巻くときはヘアアイロンの幅で巻く
サイドを上と下に分けたらヘアアイロンで巻き始めます。ヘアアイロンで巻くときはコテの幅ぐらいに取り分けましょう。大体の幅はこれくらいでOKです。
この時に縦に分けても構いませんが今回は内巻きで作るフォワード巻なので斜めに分けた方がアイロンを入れやすくなります。
髪の毛を分け取ったら髪の毛を手前に引出してヘアアイロンで巻き始めましょう。
ヘアアイロンで髪を挟む
前に出したらアイロンを入れて巻いていきます。巻き始めは髪の毛の中間からヘアアイロンを入れます。
デザインの事も考えて必ず頬の所にヘアアイロンを入れましょう。顔のバランスを取る為にこの上にヘアアイロンを入れないように注意してほしい。
コテに髪の毛を巻き込む
あとは何も考えないで前に引き出した毛を内牧にしていき毛先が後ろに出るように巻きましょう。
毛先が前になるとリバース巻になるので注意してください。毛先までコテを回転させながらぐるぐる巻けばOKです。
あとは毛先を逃がさないようにしっかり巻き込みましょう。毛先を逃がしてしまうと毛先にカールが無くて残念なスタイルになるので注意してください。
ヘアアイロンの熱の当て方
ヘアアイロンで髪の毛を巻き込み毛先が入ったら1秒ほどでコテを外しましょう。毛先は傷んでいるのであまり熱を加えなくてもカールが付きやすいのでほんの少しの時間にしましょう。毛先に熱を当てすぎるとダメージの原因になるので注意してください。
カールが出来たらチェック
外したらカールの出来上がりです、もしここでカールが付きすぎている場合はカールを引っ張り付いたカールを伸ばしましょう。
丁度いいカールならさわらず形が綺麗なまま冷やしましょう。
サイドの後ろ部分も巻く
残しておいた後ろも同じように前に引き出して内巻きになるように巻きましょう。
毛先はきっちり入れましょう。
サイドの下が巻終わった状態です。カールを綺麗な状態で上の部分を巻いていきます。
サイドの上部分は顔のバランスを見て巻く
サイドはデザインを作る上で見た目が変わるので超重要です。まず巻き始める前に顔周りは残しておきましょう。この顔周りはサイド全体のバランスを見て作ったほうがスタイルがまとまります。
サイドの上側は3回で巻くので顔周りを外して残りを2分割にします。サイドの下を巻いた時同様に前に引き出して巻いていきます。
コテを入れる位置ですが必ず顔の頬の部分からコテを入れてください。それ以上上は絶対にダメです。
サイドから見た感じです。これ以上上から巻く場合はAラインよりひし形のラインを作る時になるのでこれ以上上に行かないように注意!
2分割したサイドの後ろも同じように巻きます。
必ず毛先まで入れる事と巻く位置をしっかり意識して巻いてください。
顔周り以外のサイドが巻き終わった状態。まだまだ、カールはほぐさないで綺麗な状態で冷やしましょう。
サイドから見た感じはこんな感じです。カールのまま残してあります。
最後に顔周りをバランスを見ながら巻きます。本来なら前髪があると思いますのでここまで量がないと思いますが…前髪がない方は同じ巻き方になります。
顔周りの髪の毛は必ずほほしか方巻きます。本来であればココの顔周りはリバース巻の方がバランスを取りやすいのですが今回は内巻きで作るスタイルなのでこんな感じで巻きます。
この顔周りは一番重要なのでしっかりバランスを見ながら巻き自分の顔に合った位置で巻きましょう。
完成しました、後は逆サイドを同じように巻いていきます。
逆サイドの巻くときの注意点
逆サイドは巻く事が得意な方なのでそこまで難しくはないと思いますが注意点です。
逆サイドも同様に引き出してヘアアイロンを入れるまでは良いのですがコテを入れる角度を注意しましょう。
コテを入れる角度は逆サイドを巻いた時と同じ角度で巻きましょう。
ダメな例 |
ヘアアイロンが縦になりすぎていないか?横になりすぎていないか注意しながら巻いていきましょう。
両サイドが巻き終わったら鏡で左右対称になっているか確認をしましょう。
後ろを巻くときは髪の毛を全部前にもってきて巻く
本来私たち美容師が巻くときは丁寧に分けて巻きますが自宅で巻く場合はそうはいきませんよね。ですから後ろを巻くときは自分の見える位置まで持ってきてまとめて巻くと簡単に巻けます。
後ろの下部分を巻く
後ろを巻くときもサイドと同じように上と下で分けて巻きましょう。後ろの髪の毛は見える位置まで前にもってきて一気にまとめて巻きます。
後ろの巻く角度もなるべく斜めになるようにしましょう。後ろは正直適当でも何とかなります。
カールが付いた状態はまとめて巻いているのでなんだかよくわからない感じになると思いますがこれでOKです。
後ろの上部分も同様に巻く
次に上の部分を巻いて行きます。下と同じようにまとめて一気に巻きます。
ココを巻くとき耳をやけどしやすいので気を付けてください。
出来上がりです。後ろをこのようにまとめて巻いても何とかスタイルになるので大丈夫です。
後ろの巻き方後ろから見た場合
後ろの左側は別アングルから見てみましょう。後ろを巻くときはまとめて巻いた方が早くて簡単ですが毛量が多い方はヘアアイロンに髪の毛が収まりきらないので分けて巻きましょう。
髪の毛がアイロンに挟まらない時は分ける
髪の毛が多い場合やヘアアイロンに収まらない時は後ろを上と下で分けさらに下を2分割して巻きましょう。
量の多い方は2回に分けて巻く事で楽に巻けます。
上の部分も2回で分けて巻きます。始めはサイドに近い方から巻きます。
続いて後ろも同じように巻きます。
後ろの完成。分けて巻いてもまとめて巻いても大体同じ形になるので巻きやすい方を選んでください。
巻き髪のスタイリング剤の付け方
ヘアアイロンで髪の毛を巻いたら最後の仕上げ剤です。今回はナチュラルに仕上げたいのでロレッタメイクアップミルクのナチュラルを2プッシュ使用。
量が多い方は後で足した方が失敗がないのでまずは2プッシュにしましょう。
中間から | 毛先に付ける |
毛先を中心に今まで巻いてきたカールを壊すように全体にスタイリング剤を付けましょう。
何度も手櫛を通してよくスタイリング剤をなじませます。ここでよくなじんでいないとスタイルが作れないので注意してください。
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ヘアアイロンでの巻き髪完成
後ろ | 横 | 前 |
これでひとまず完成です。
ヘアミルクが髪の毛全体になじむようにしてあげればひとまず完成です。このままでも良いのですがさらにスタイリングするともっとデザインが出来ます。
巻いた髪の毛を揉み込みデザインを付ける
実は巻髪スタイルで一番重要なのはスタイリングの仕方です。スタイリング剤を付けた状態からカールを出すように手で髪の毛を包み込みます。
そのまま髪の毛をモミ込ながら毛先まで手を通します。
毛先までモミモミして手を通していくと簡単に空気が入ったようなスタイルに変わります。
ビフォアー | アフター |
同じ巻き方で同じスタイリング剤でもスタイルを作る時にモミモミしてスタイルを作るとこんなに変わります。
最後の仕上げにハードスプレー
今回は特に前髪がないスタイルなのでハードスプレーで前髪を固定します。ハードスプレーを付ける位置は前髪ではなく目の横あたりに付けます。
指で押さえながら前髪が落ちてこないようにハードスプレーを1秒~2秒振ってたら完成です。
前髪が落ちてこないのでスタイル顔周りがすっきりとした感じになりました。
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ヘアアイロンの巻き方まとめ
巻き髪のスタイリング剤は何度もスタイルを崩したりできるようになるべく柔らかい物を使用しましょう。自分の気に入ったスタイルになったらハードスプレーで固めるようにすると失敗が少なく済みます。
後は巻いている時に失敗してもヘアミルクを付けたり崩したりして後で修正が効くので何度もアイロンを巻きなおす事だけはやめましょう。
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