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間違っていません?カラーをした日のシャンプーをしてはいけない理由

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髪の毛

こんにちは村瀬です。ヘアカラーをした日にシャンプーをしてはいけないという美容師さんもいればしても大丈夫と言う美容師さんもいますがどちらも正解です。

ここではヘアカラーの事を一般的に皆様が施術しているアルカリカラー(酸化染毛剤)の事を言います。

ヘアカラーの種類についてはこちらに書きましたので参考にしてください。

参考:美容師が教えるホームカラーとサロンカラーの違いと選び方

 

ヘアカラーは24時間~48時間すると髪の毛の内部で反応が終わり落ちつくと言われています。

これは、これから科学が進歩しない限り絶対でありこれからも数十年変わる事はないと思います。

その為『ヘアカラーをした当日にシャンプーをすると色落ちが早いからあまりしない方がいいよ』と言う美容師さんが多い為シャンプーをしない方がいいという風になってしまっています。

ただ、ヘアカラーをした当日シャンプーをしても2日後シャンプーをしても1ヵ月後の退色は全く変わりません。

これが事実です。その理由をお話していきます。

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ヘアカラーの構造上色落ちがする

こちらの記事で一般の方にわかるように私達美容師が行うカラーリングに付いてお話しましたが実際はもう少し複雑です。

ヘアカラー(酸化染毛剤)については市販で購入できるのでわかると思いますが1剤と2剤が存在します。

この1剤と2剤を混ぜる事により科学反応が起き髪の毛を染める事ができるのですが。この1剤に含まれる染料が落ちやすい色と落ちにくい色が存在するのでヘアカラー後にシャンプーをすると退色が早いという理由になります。

ヘアカラーの薬剤中身について

カラー剤の構造

ヘアカラーの1剤と2剤の関係は図を見てもらえれば何となくわかると思います。

1剤は染料とアルカリ剤(髪の毛を明るくする薬剤)と2剤を混ぜ合わせる事により科学反応が起き髪の毛を染める事が出来ます。

この1剤に含まれるアルカリ剤が髪の毛を明るくして3つの染料が髪の毛を染めるのです。

染料の種類

染毛剤の種類

メーカー事に染料の割合や使う物が違いますが一般的にはジアミン系(染料中間体)・レゾシン(カプラー)・直接染料(単体で発色)の3種類で構成されます。

染料中間体とカプラーに関しては2剤と反応する事により色素が髪の毛の内部で膨張して抜けにくくなるという仕組みです。

しかし、直接染料は髪の毛の中に色が入るだけなのですぐに抜ける染料なのです。

じゃ~なんでこの直接染料を使うかと言うと簡単です。色鮮やかに色がでるからです。

その代り髪の毛から早く抜けてしまうというデメリットもあります。

 

直接染料は2週間程で抜ける染料です、ですから当日シャンプーをすると色落ちが早くなるという理由と言う事です。

ただしその他の染料は髪の毛から抜けるスピードはあまり変わらないのが現状です。

ヘアカラー当日にシャンプーをしない方がいい本当の理由

ヘアカラーをした日にシャンプーをしない方がいい理由は直接染料が抜けやすいから。皮脂の油を取りすぎる事が良くないという理由です。

ポイント

  • 退色が速くなる
  • 皮脂の油を取りすぎる

ヘアカラーでの退色の原因は直接染料が抜けるのが早いから1日目だろうが2日目だろうが3日目は同じ色です。

また、皮脂の油は通常6時間~12時間かけて頭皮から出てくるので1日にシャンプーを何度もするとあまり頭皮に良くないという理由が一番です。

暑い日に何度もシャンプーをしない方がいい理由頭皮湿疹と頭皮が痒い原因と対策でも書きましたが頭皮の皮脂の油ってかなり重要なんですよ。

この為ヘアカラーをする時は当日シャンプーをしてはいけませんし家に帰ってもあまりシャンプーをしない方がいいと言う美容師さんが多いのです。

LINK美容室でカラーリングをする日にシャンプーをした方がいいの?

ヘアカラー後の正しいシャンプー

この記事でも書きましたがヘアカラーをした日に髪の毛がメチャクチャ匂うときがあるんですよね。

これは美容室でもヘアカラーの問題もありますが実際問題ヘアカラーが髪の毛や頭皮に残っているのでしっかり落とした方がいいんですよ。

肌の事考えたら。

おすすめはなシャンプーは『ヘマチン』入りのシャンプーを使った使う事です。

私も自分が美容室でヘアカラーをしてもらったら100%シャンプーをしますし、お客様にも100%してもらいたいと思ってます。

 

ただし、例外は自宅でヘアカラーをする場合です。普通はヘアカラーをしてシャンプーをしたらそれでおしまいですよね。

こういう場合は2回もシャンプーしない方が良いです。

ヘマチンと退色の関係

ここまでお話してので『ヘマチン』に付いてお話します。

市販のシャンプーやネットで販売しているシャンプーにはあまり配合されない『ヘマチン』ですが血液中のヘモグロビンを加工して作られる成分なので髪の毛に酸素を補給してくれます。ヘアカラーは酸素を髪の毛に送る事により安定します。

その為ヘアカラー後の髪の毛の安定が早くなります。

それ以外にも髪の毛の退色を押さえる効果があります。

美容院のトリートメントの効果と種類でも説明しましたがヘマチンを使う事で髪の毛に酸素を与えカラーリングの安定以外に髪の毛の退色を押さえます。

この『ヘマチン』ですが見た目は真っ黒な成分です。その為ヘマチンを多く配合したシャンプーは真っ黒なシャンプーが多いので一度見てください。

この黒が実は髪の毛の内部に入り退色した黄色の髪の毛の色をブラウンに見せる効果もあるのです

まとめ

ここまでお話しましたがヘアカラーをした日にシャンプーをすると退色が早いです。しかし1ヵ月後の髪の毛は同じ色をしています。

しかも最近のヘアカラーはそこまで退色しないようにできているのでヘアカラーをしてスタイリング剤を付けたり。汗をかいたりしたらその日はシャンプーをしましょう。

また、基本的に6時間はシャンプーを控える事を意識すればヘアカラーでもパーマでも縮毛矯正でも普通にシャンプーをしましょう。

それでもシャンプーをしたい時はお湯シャンプーなどをする事をおすすめします。

また、ヘアカラーの後はやっぱり1週間だけでも専用のシャンプーを使用しましょう。

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