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髪の毛と頭皮に匂いが付く原因と対策

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臭い

こんにちは村瀬です。頭皮や髪の毛に付くタバコの臭いや焼き肉の匂いって気になりますよね?

今回はなぜ髪の毛や頭皮に臭いが付くのか原因と対策をお話していきます。

また、髪の毛や頭皮の匂い同様になぜ髪の毛が油っぽくなるのかも実は原理は同じです。今回は少し難しのですが髪の毛がべた付いたり頭皮の臭いが気になるというお悩みの方はお付き合いください。

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髪の毛や頭皮が臭う原因は4つ

実は頭皮や毛髪が臭う原因は4つだけです。

臭いの原因

  • 髪の毛に油が付く
  • 髪の毛に付くイオン
  • 皮脂の過剰分泌
  • シャンプーやトリートメント
  • 整髪料

自分がなにが原因で臭うのかを少し考えながら髪の毛に臭いが付くメカニズムを理解してください。

まず、髪の毛や頭皮に臭いが付く原因を説明する前にまずは髪の毛の構造を知る必要があるので説明していきます。

髪の毛の構造

毛髪の構造

まず、簡単な髪の毛は図のはこんな感じです。

髪の毛に臭いが付く所は主にキューティクルの部分です。それキューティクル以外にダメージ度合によっては髪の毛の内部に付きますがほとんどの場合はキューティクルに臭いが付きます

ではなぜこのキューティクルに臭いが付くのか次は少しキューティクルの構造をご説明して行きます。

髪の毛のキューティクルの構造

キューティクル

まずキューティクルの構造ですが図のイメージです。

キューティクルは1枚で3層構造になっておりこの3セットが1枚になります。通常この1セットが4~5枚ぐらいの層になっており毛髪の内部を保護しております。

このキューティクルの枚数ですがプロが教えるくせ毛の出る5つの理由とクセ毛に対応したおすすめシャンプーでもお話したとおりこのキューティクルはカラーリングや加齢とともに減少するので髪の毛がくせ毛になったりするのは枚数が減り髪の毛の内部が膨張する事に置きます。

で、問題はこの表面の18MEAに臭いが付きやすい原因があります。

18メチルエイコサン酸(18 MEA)

キューティクル

表面の18メチルエイコサン酸は略称で18 MEAと言われます。この成分はキューティクルの表面にある成分で頭皮から出る皮脂の油を髪の毛にいきわたるようにする役目があります。

キューティクル

毛髪にこの成分があるので夜シャンプーをして翌朝起きると髪の毛がしっとりしているのはこの成分のおかげです

つまりこのキューティクルの表面の18MEAとは油を吸着する力があるキューティクルの表面部分と言う事です

エピキューティクル

キューティクル

エピキューティクルはキューティクルの一番表面の部分になります。エピキューティクルの役割は髪の毛に薬剤や水の浸透を妨げる役割があります。

髪の毛の門番的な役割をしておりますが実は油になじみやすい性質があり水や薬剤の浸透を押さえる役割があります。

この部分はアルカリ剤に非常に弱いのが特徴です。

 

その為カラー剤やパーマ液はアルカリ剤や乳化剤を使用して薬剤を浸透させているのですがこのエピキューティクルはかなり強力でちょっとの事ではなかなか浸透しないようになっております。

※チョットの水分で寝が治らないのもこのエピキューティクルがあるからです。

エキソキューティクル

キューティクル

エキソキューティクルはキューティクルの中間部分にになります。呼び方は様々ですが英語を日本語に直した時の発音の差です。

このエキソキューティクルは水にも油にもなじみやすい中間の性質をもっております。その為油にも馴染みやすく水にもなじみやすい性質があります

また水と油になじみが良いので、カラーリングやパーマ液の通り道になります。

エンドキューティクル

キューティクル

エンドキューティクルは一番毛髪内部に近いキューティクルです。この部分のキューティクルは非常に水になじみの良い部分です

ですから、ドライヤーやアイロンを使用しない限りは水分が必ず残るので乾かさない限りキューティクルが開きっぱなしになります。

油と臭いが髪の毛に付く原因

キューティクル

ここまでキューティクルのお話をしてきましたが、髪の毛の表面はとても油が大好きなのです。

焼肉に行ったりお料理をすると必ず油が空気中に漂います。この空気中に舞っている油は髪の毛にどんどん吸着していきます。

つまり、空気中の油を油の大好きなキューティクルが捕まえてしまって匂いが髪の毛につく原因です。

イオン吸着と匂いの関係

カチオン化PPT

次にタバコの臭いがや煙の臭いが髪の毛につく原因です。

タバコの煙は+イオンでさらにタバコの煙の副流煙はPH9ぐらいのアルカリ性です。

以前なぜアルカリ性だと髪の毛は傷むのか?と言う記事を書きましたがアルカリ性の物質はとても油分が大好きで匂いが油に吸着しやすい性質があります。

それ以外にも美容院のPPTトリートメントの種類と効果でも書きましたが髪の毛の中のタンパク質は+イオンの性質があり髪の毛が傷みタンパク質が流出すると-の性質になります。

この為トリートメントや美容室で使用するPPTトリートメントは吸着しやすいように+イオンに加工されています。

ですから、タバコの煙や何か物を燃やした時に出る煙はとても髪の毛に吸着しやすい性質があるのです。

LINKシャンプーの洗浄成分(界面活性剤)を解り易く説明します

髪の毛が湿っていると臭いが吸着しやすい

最後に臭いはとても水分に吸着しやすい性質を持っています。

皆様も雨の日に洗濯物を部屋干しして魚料理やから揚げをした時にとても残念な臭いが洗濯物いついてしまった事があると思います。

 

これは毛髪も同じです、特に濡れたままの髪の毛の場合とても臭いが吸着しやすい状態になっております。完全に濡れていればそこまで臭いが付く事が無いのですがここまで説明してきたとおり。

臭いが付く原因は油が髪の毛についたりイオン吸着する原因もあるので半乾きや湿っている髪の毛は特に注意が必要です。

男性向けメンズの正しいヘアケアの方法でもシャンプー後はドライヤーで乾かさないと臭いの原因になりますって書きましたがこの状態が一番髪の毛に臭いが付きやすい状態なので注意が必要です。

皮脂の過剰分泌が原因

ここまでで説明してきたように髪の毛の表面は18メチルエイコ酸と言う所があります。ここは頭皮から分泌された皮脂の油が髪の毛全体にいきわたるようになって居ます。

しかし生活習慣の乱れや加齢になどが原因で皮脂の分泌が過剰になる事により髪の毛や頭皮がべた付いたり臭いの原因になします。

生活習慣の乱れは早寝早起きや夜晩酌しているのを控えるなどいろいろな対策がありますが加齢による皮脂のはなかなか対策が行えません。

私個人も30代になり皮脂の分泌や加齢臭に悩む年頃になってきましたが一番の対策は皮脂の油が出すぎないように保湿性の高いシャンプーやヘアケアをする事が大切です。

もちろん加齢を押さえるシャンプーなどもありますがまずは皮脂の油が出すぎないように適度に保湿性のあるシャンプーに変える事が大切です。

私は今まで美容師として様々なシャンプーを使用したりこのサイトでサイトでご紹介する為に色々なシャンプーを使用してますがやっぱりイオニートシャンプーが一番おすすめです。

LINKプロおすすめ無添加イオニートシャンプーで肌と髪を優しくケア

シャンプーやトリートメントが原因

意外とシャンプーやトリートメントに含まれる香料が本来自分の持っている体臭と混ざって臭いの原因になったりもします。

特にカラーやパーマなどしていない若いお客様に良く感じる事なのですが髪の毛をしなやかにしっとりさせる為にトリートメントをあまり洗い流さない方が結構います。

これが意外と臭いの原因でもあります。

特にくせ毛の方が多い傾向にあるのが髪の毛にまとまりをもたせようとして多くのトリートメントを使用してさらにあまり洗い流さない傾向にありますが実は頭皮や髪の毛に成分が残って異臭の原因になります。

基本的にシャンプー後のトリートメントはヌルヌルしてなくてもイオン吸着をするので30分以上流しても大丈夫という事を認識した上でしっかり流す事をおすすめします

LINKプロが教えますトリートメント・コンディショナー・リンスの違い

髪の毛や頭皮匂いの予防

ここまで説明したとおり髪の毛に臭いが付きやすい原因をまとめると皮脂の油や髪の毛や頭皮が湿っていると起こりやすいのです。つまりこの原因を予防する事によって髪の毛や頭皮に臭いが付きにくくなるのです。

原因のまとめ

  • 髪の毛は油が大好きで油の匂いが付きやすい
  • 煙はアルカリ性で髪の毛に付きやすい
  • 傷んだ髪の毛には匂いが付きやすい
  • 湿っていると臭いが付きやすい
  • 保湿するシャンプーを選ぶ
  • シャンプーやトリートメントをしっかり流す
  • 整髪料はシャンプーで落ちやすい物を使う

シャンプー後は必ず乾かす

シャンプー後は必ずドライヤーで乾かしましょう。

マイナスイオンドライヤーだと水分が残りやすいのでマイナスイオンモードを使用する際には乾ききる前に使用するのが望ましいです。

イオンが出る出ないの切り替えができないタイプのドライヤーでもしっかり乾かしてブローをするか低温のヘアアイロンを軽く通すと良いです。

また、シャープ製のプラズマクラスターは臭いも消臭する効果があるので匂いが付いた髪の毛や衣類にも使用できるので匂いに対しては優秀です。

LINKプロの美容師がおすすめする人気のヘアドライヤー

洗い流さないトリートメント

洗い流さないヘアトリートメントは必ず使用しましょう。

特にドライヤー前に使用する事により髪の毛の水分を適度にしてくれるだけでなく髪の毛の表面が油分でコーティングされるので髪の毛の内部に臭いが付きにくくなっております。

また、美容室で売られている洗い流さないトリートメントの多くは18MEAが配合されているのでより毛髪のうるおいが増します。

それ以外にも配合されている油分が酸化して変な臭いにならないようにコントロールされているので天然100%じゃない物を選ぶ方が好ましいです。

参考:【ハホニコ】十六油の評価レビュー

ヘアスプレーで予防

最後にヘアスプレーで予防する方法です。

スタイリングの仕上げや朝出かける前にヘアスプレーを使用すると髪の毛をコーティングするのでより臭いが付きにくい状態になります。

ヘアスプレーのは臭いを押さえるだけでなく静電気の防止やトリートメント効果もあるので出先で使用できる携帯サイズがおすすめです。

LINKダメージケアできる人気のトリートメントタイプのヘアケスプレー23種類

消臭スプレーで予防

ヘアスプレーでも構いませんが最近は髪の毛の消臭スプレーなどもあるのでこういった商品を使用するのも良いかもしれません。

ただし、臭いをマスキングするタイプと消臭するタイプがあるのでしっかりと商品を見極めて使用しましょう。

LINKプロがおすすめのミストタイプの洗い流さないトリートメント

保湿して過剰分泌を抑える

過剰分泌の原因は頭皮がアルカリ性に傾いているのと加齢です。特にカラーリングをすると頭皮がアルカリ性に傾いて酸性に戻そうと皮脂の油が過剰分泌します。

弱酸性のシャンプーを使うのも一つの選択しですがまずは毛髪内部に残留しているアルカリ物質を何とかしなければいけません。

これには多少時間がかかりますがカラー後のシャンプーを変えるだけでかなり改善されるのでカラー用のシャンプーを使用するのも一つの手です

そんな方におすすめなのがハホニコのラメイプロトメントシリーズ。ラメイプロトメントはしっかりと洗浄力とマイルドな洗浄力を兼ねそなえカラーリング後のアルカリを除去してくれます。

LINKヘアカラー後の1週間は使ってほしいプロおすすめシャンプー

髪の毛に臭いが付く原因のまとめ

髪の毛はとても臭いが付きやすい構造になって居るのでしっかりと理解した上で予防をしましょう。

また、ついてしまった臭いはシャンプーでもなかなか取れないので匂いが気になる日は必ず泡パックをするかシャンプーの前にリンスやトリートメントで匂いの素を落としやすい状態にしてからシャンプーをすると効果的です。

また、男性の場合ワックスが髪の毛に残る事が多いのでシャンプーで落ちやすいワックスを使う事がおすすめです。

 

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