こんにちは村瀬です。今回は綺麗な髪の毛を伸ばすための正しい知識をお話していきます。
髪の毛を綺麗に伸ばすには規則正しい生活や食事生活が重要と言われます。しかし、それよりも大切な事は髪の毛を傷ませない事です。
どんなに健康で健やかな髪の毛が育ったとしてもカラーリングやパーマと言ったダメージで髪の毛が傷んでしまえば髪の毛は伸びません。
髪の毛を早く伸ばすにはいろいろな方法がありますが実は間違っています。髪の毛の伸びるメカニズムと正しい知識を身に付けて健康で綺麗なロングヘアーを手に入れましょう。
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髪の毛のヘアサイクル
まず、髪の毛の伸びるメカニズムですが髪の毛は伸びる時期・次の細胞を作る時期・抜ける時期があります。
これをヘアサイクルといいます。髪の毛が伸びるヘアサイクルには3つの段階があります。
髪の毛のヘアサイクル
- 成長期 = 髪の毛が伸びる時期
- 退行期 = 髪の毛の成長が止まり次の細胞を作る時期
- 休止期 = 髪の毛が抜ける時期
ヘアサイクルの成長期は髪の毛の伸びる時期
ヘアサイクルの成長期とは髪の毛が継続して伸びる時期で男性で4~6年、女性で6~9年と言われています。※ホルモンのバランスで前後します。
この成長期は人それぞれでホルモンバランスやストレスによって前後するのではっきりとしたデーターがありません。そのため様々な研究機関によって髪の毛の伸びる年数が前後するします。
髪の毛の成長期は頭髪の全体の約85%がこの状態なので髪の毛は長くなります。
ヘアサイクルの退行期は髪の毛の準備時期
退行期は髪の毛の成長が止まり毛乳頭が縮みます。そして次に生えてくる毛乳細胞を作る時期です。
成長期が終わるとこの退行期になり、髪の毛の成長がとまり次に生えてくる髪の毛の細胞を作ります。退行期は3~4週間ほど続きます。
頭髪の全体の約1%がこの退行期の状態です。
ヘアサイクルの休止期は抜ける時期
休止期は毛根の代謝活動が完全にとまる段階で、期間は約3~9ヶ月です。
新しい毛乳細胞が成長していくので古い髪の毛は押し上げられ自然に抜け毛になります。
休止期は頭髪全体の約14%がこの時期です。
1日に伸びる髪の毛の長さ
髪の毛は1ヵ月で1cm程伸びます。1日に計算すると0.33cm伸びる計算になります。
ヘアサイクルの成長期が男性で4~6年女性で6~9年なので髪の毛の伸びる限界は男性で48cm~72cm、女性で72~108cmと言う計算になります。
つまり。髪の毛は個人差がありますが伸びる年数に限界があります。
私が聞いた事があるデーターで言うと約15年ほど髪の毛が伸び続けるというデーターもありますが本当なのかどうなのかは分かりません。
成長期 | 髪の毛の長さ | |
男性 | 4~6年 | 48~72cm |
女性 | 6~9年 | 72~108cm |
休止期と1日に抜ける本数
ヘアサイクルで休止期の髪の毛が約14%あるとお話しましたが私達日本人の毛髪は平均で約10万本あります。※個人差があります。
つまり1日に200本ぐらいは普通に自然に抜けます。
この抜ける本数は秋・春で季節の変わり目で変化しますが平均して200~400本は普通に抜けるので抜け毛で心配している方はあまり考える必要はありません。
切れ毛でも髪の毛は少なくなる
髪の毛は1日200~400本抜けますがそのほかもダメージで切れてなくなります。
もしシャンプーによる抜け毛が気になる方は切れ毛がないかどうかを確認する事も大切です、実際抜けた髪の毛に毛根らしき物がついていれば抜け毛ですし付いていなければ切れ毛です。
これはカラーリングやパーマと言った髪の毛のダメージやドライヤーの熱やヘアアイロンでの熱のダメージがかかわります。
ロングヘアになるほど毛先のダメージが大きくなるのでしっかりとしたシャンプーの仕方やヘアケアをする必要があります。
LINK正しいヘアケア方法のまとめ
毛髪の長さはどこで判断するのか?
髪の毛の長さの定義って非常に難しいのですが少し説明していきます。
次の3つの髪の毛を比べてみてください。
A | B | C |
皆様は髪の毛の長さはどこで判断しますか?
このように髪の毛の長さは実際の長さとは別に一番多い所で判断しがちなので個人で差が生じますが実際の長さよりも短く感じます。
美容室で髪の毛を切ってもらうときに1㎝とオーダーしてもなんだかもっと切られた感じるのも毛量を調整する為に感じます。
次に図で説明します。
A | B | C |
図で説明するとこのように長さの定義は毛量が多い所なのか実際一番長い所なのかで変わりますが多くの方は毛量が多い所で判断しているので実際は長さがあるのですが短く感じます。
ですから切れ毛を予防する事も髪の毛を長くする事につながります。
髪の毛は自然に抜けるので長くなるほど伸びない
ここまで髪の毛が抜けるメカニズムと髪の毛の長さの定義を説明してきましたが。
髪の毛は自然に抜ける髪の毛と切れ毛でなくなる髪があるので、髪の毛の長くなる分長くならないという事です。
もう少し詳しく説明すると。
一番長い髪の毛が毎日200本~400本抜けていて代わりに毎日新しく髪の毛が生えてきます。
抜けた髪の毛が50㎝であれば今日生えて髪の毛が50㎝に到達するのに4年以上掛かるのでなかなか長さが伸びないのです。
抜けた髪の毛が12cmの長さであれば1年で到達しますし、1cmであれば1ヵ月で到達します。
このように長さがある分なかなか髪の毛がそこまで到達しないので長くなると伸びにくくなるのです。
髪の毛が抜ける原因
髪の毛の抜ける原因は以下の通りです。
脱毛の原因
- ストレス
- ダイエットなどの栄養不足
- 頭皮のトラブル
ストレスやダイエットなどの栄養不足は髪の毛が生えるメカニズムに大きく関係しています。
その他にも頭皮のトラブルや毛穴が詰まっていると言う原因もあります。
もちろん、毛穴のケアや頭皮環境を整えるのも大切ですが髪の毛が伸びるメカニズムと抜け毛の原因をしっかり理解していなければ全く意味のない事になってしまうので注意をしてください。
ストレスによる脱毛
ストレスによる脱毛は主に円形脱毛症が一番解り易いと思います。
円形脱毛症の場合は原因がまたわかっておらず、ストレスが原因と言われています現在わかっている事はストレスによる自己免疫反応の過剰による自己免疫疾患とアレルギーによる皮膚疾患と言われていますがよくわかっておりません。
私の知り合いでも3年ほど治っては抜けるという事を繰り返していましたが原因がわかっていませんでしたが。
最近完治しました、知り合いはアトピーが昔からあり円形脱毛症が発症している時はストレスが無いと言っていましたが。
最近になって『あれがストレスやったかな…』と発症している時は何が原因なのかは分からない事が多いです。
ダイエットなどの栄養不足
髪の毛の成長にはビタミン・ミネラル・脂質・炭水化物・タンパク質が必要と言われています。
これらの栄養を摂取する事によりホルモンが体の中で栄養分を合成して髪の毛やお肌を作り出します。
特にダイエットなどを行うとこの栄養分のどれかが不足してしまい髪の毛の成長をとめる原因になってしまいます。
頭皮のトラブル
頭皮湿疹で頭皮にトラブルがある場合や頭皮の乾燥で頭皮が痒いものも抜け毛の原因です。頭皮湿疹の場合は様々な要因がありますが髪の毛が健康に生えてくる事を阻害してしまうので早めにトラブルを解決する事が大切です。
また、頭皮の乾燥で頭皮を掻く事で頭皮のトラブルにつながり抜け毛の原因にもつながるので注意しましょう。
髪の毛を早く伸ばすには
長くなりましたがここからが本題です。
ここまでは基本的な髪の毛の抜けるメカニズムをお話してきましたが健康で規則正しい生活をしていれば問題がありません。
しかし、夜遅くまで起きていたり。食生活が崩れればヘアサイクルも崩れ髪の毛が伸びなくなってきます。
髪の毛を長くするには健康になる事と適切なヘアケアをする事が大切だという事です。
髪が伸びる(生える)のに必要な成分
先ほどでもお話しましたが髪の毛もお肌も必ず成長するのは食べ物が必要です。
筋肉を付けたければタンパク質・骨を強くするにはカルシウム・血液を作るには鉄分と言うように必ず成長するには必要な栄養素があります。
髪の毛の場合はこういった栄養素のすべてが必要と言われます。
髪の毛に必要な栄養素
- 炭水化物
- タンパク質
- 脂肪分
- 必死微量元素(ミネラル)
- ビタミン
これらの栄養素が私達体内でホルモンが化合する事により髪の毛が成長すると言われております。
特に必須微粒元素やビタミンは体内では作られないので食べ物から補給しなければいけません。
過度なダイエットや偏食になると髪の毛が生産されないのはこの事が関係してるからです。
また、過度なストレスによってホルモンバランスが崩れると体内で髪の毛の栄養を合成できないので伸びるまでの時間が長くなってしまいます。
髪の毛に重要なホルバランスの種類
私達の髪の毛の生えている部分によって関係してくいるホルモンは変わってきます。
一般的に髪の毛と女性ホルモンが関係しているのですが頭髪全体ではなく部分的にもホルモンも関係してくるので説明をします。
女性ホルモンと髪の毛の関係
このように前髪のあたりやおでこのあたりの髪の毛は女性ホルモンが関係していると言われております。
これは女性で言うと出産後に前髪が薄くなるのは女性ホルモンが関係していると言われております。
男性ホルモンと髪の毛の関係
男性ホルモンは写真のように後頭部や頭頂部の髪の毛と関係があります。
つまりかっぱハゲは男性ホルモンが少なくなったりする事が原因なので男性なら必ず薄くなります。※ハゲるんじゃないよ薄くだよ
甲状腺ホルモンと髪の毛の関係
最後に甲状腺ホルモンです、このホルモンは健康な状態であればまず崩れる事がありません。そのため髪の毛の襟足・もみ上げ付近は絶対にハゲる事はありません。
なみへいさんとかいい例ですね。この部分はハゲる事はありません。
もしハゲている場合は甲状腺ホルモンが崩れているので医者に相談した方がいいのかもしれません。
※抗癌剤治療や円形脱毛は除く
髪を伸ばす為の正しいヘアケア
初めの方でもお話しましたが切れ毛による脱毛もありますので正しいヘアケアをする必要があります。
正しいケアをする事によって髪の毛の切れ毛がなくなり髪の毛を早く伸ばせるようになるのでしっかりとした正しいケアをしましょう。
髪の毛を伸ばす為の正しいシャンプーの仕方です
まず、正しいシャンプーの仕方をする事で髪の毛に与えるダメージが少なくなるだけでなく。
シャンプーとトリートメントの効果をしっかり髪の毛に浸透させる事が大切です。
スキンケア系のシャンプーも大切ですがまずは正しいシャンプーの仕方を覚えましょう。
また、抜け毛よりも切れ毛が多い方はスキンケア系のシャンプーではなくダメージケアのシャンプーを選択しましょう。
髪の毛を伸ばす為の正しい洗い流さいトリートメント
お風呂上りに使用する洗い流さなトリートメントはこれ以上髪の毛が傷まないようにするための物
洗い流さないトリートメントを使用すると髪の毛が治る事はありません。
正しい使い方をする事で切れ毛や枝毛の原因をなくす事で伸びやすい環境を作る事が出来ます。
髪の毛を伸ばす為に熱で髪が傷むという理解
またブローやへアイロンの正しい使い方も大切です。ドライヤーやへアイロンの熱は髪の毛にダメージを与え切れ毛や枝毛の原因になるので
髪の毛が乾燥しすぎないようにする事と熱で傷むという事を理する事でダメージはさらに抑える事が出来ます。
LINKヘアアイロンの適正温度と熱で髪の毛が傷む理由正しいヘアアイロンの使い方
実は体温が高いと髪の毛が早く伸びる
実は髪の毛は体温が高いと早く伸びると言われております。
その為妊婦さんはホルモンバランスの関係もあってか体温が高いので早く伸びてきます。
また、私達人間は寝るまで体温がどんどん上昇していきます、この体温を冷やす為に睡眠をとらなければいけないと言われていますが、夜更かしをすると平常時よりも少し体温が上がります。
仕事で夜勤や夜遅くまで仕事をしている人は早く伸びるというデーターもあります。
夜更かししたり、いつも夜遅くまで起きていると髪の毛が早く伸びる傾向にあります。
でも間違ってはいけないのは
妊婦さんも出産後には抜けるのと同じで、夜更かしする事によって身体がストレスを受け後々になってホルモンバランスが崩れたりするので抜け毛の原因になるので注意をしましょう。
髪の毛を早く伸ばす・まとめ
- 食事バランスに気を付ける事(特にビタミンとミネラル)
- 健康で規則正しく生活する事
- ダメージケアをする事
この3つがあって初めて健康な髪の毛が伸びてきます。
頭皮ケアは一番最後です。順番を間違えないようにしましょう。
どうしても食生活が偏食になってしまう方はサプリメントなどで補給するのも良いと思います。
また次回説明しますが私がおすすめのサプリメントはチュメディカのナチュバイタリーです。