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ヘアアイロン

プロ用と市販のストレートアイロンの構造の違いを美容師が説明します

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ストレートアイロン

家電量販店で多くのヘアアイロンが並ぶなかどんなヘアアイロンがいいのか悩んでしまいますよね。

現在では気軽にインターネットでサロン用のヘアアイロンも購入できるようになりできればより良いヘアアイロンがいいとお探しの方に今回は市販のヘアアイロンとプロ用のヘアアイロンの違いをお話してきます。

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プロ用と市販品のストレートアイロンの違い

市販品のヘアアイロンとプロ用のヘアアイロンの大きな違いはありません。もちろんプロ用でも安い物もありますし、市販品でも高い物もあります。

では具体的にどのように市販のものと業務用が異なるのかストレートアイロンの構造から説明していきます。

ストレートアイロンの構造

ストレートアイロンの構造

ストレートアイロンの構造は図のように3つの構造でできています。

ここで一番重要な事はプレートの中の構造がどのようになって居るかです。この中にヒーターが入っているのですがそのヒーターの構造でほぼ値段が変わると言っても過言ではありません。

それ以外にもストレートアイロンのボディーやコード部分もどんな構造になっているのかも重要なポイントなのでチェックをしておきましょう

チェックするポイント

  • プレートの種類
  • プレートの下のスプリング
  • ボディーの耐性
  • コードの付け根

ストレートアイロンのヒーターの種類を解説

シングルヒーター ワイドヒーター ダブルヒーター
小さいヒーター 大きなヒーター 高性能のヒーター2つ

 

プレートの中に入っているヒーターの種類は大きく分けて3種類にがあります。このヒーターの性能が高ければヘアアイロンの価格が高くなります。

逆にヒーターが小さかったり性能が低ければ安価なストレートアイロンになります。このヒーターの構造が一番重要なので細かく解説していきます。

シングルヒーターの特徴と弱点

シングルヒーター

まず、シングルヒーターです。このヒーターは大半のストレートアイロンに採用されています。

シングルヒーターはプレートの中心に小さなヒーターが入っているのですがヒーターの部分が小さい為コストが抑えられます

その代わりとしてプレート全体にヒーターが入っていないのでプレートの隅の温度が下がりやすいという弱点があります。

シングルヒーター弱点
熱を与えると両ハジが冷えてしまう

 

ヒーターが小さいストレートアイロンの場合プレート部分が小さく作れるといった利点がありますが真ん中だけが熱くなりプレートの隅の温度が低くなります。

ですから、髪の毛に均等に温度を伝えられないと言う弱点があり、髪の毛を伸ばすのに時間がかかります。その他にヒーターが小さい分温度がなかなか上がらないという欠点もあります。

メリット

  • プレートが小さいのでコンパクト
  • 前髪などに便利
  • 値段が安くなる

デメリット

  • 小さい分伸ばす時間がかかる
  • 温度が下がりやすい

ワイドヒーターの特徴と弱点

ワイドヒーター

次に多いのがワイドヒーターです。このタイプのヒーターは比較的プレートの幅が広いアイロンに使用されています。

このタイプのヒーターはストレートアイロンの出始めの時に良く採用されたものです。

ワイドヒーター弱点
真ん中が冷えやすい

 

ワイドタイプのヒーターの場合はヒーター自体大きいのでプレート全体に熱を伝えれるのですが髪の毛にアイロンを通すと真ん中の温度が下がりやすく均等に熱が伝わらないという欠点もあります

プレートが大きい分髪の毛にあたる部分が大きくなり素早くストレートにできる分ストレートアイロン自体が重くなる傾向があります。

メリット

  • 髪の毛を一度に挟める
  • 温度が低下しにくい

デメリット

  • ヘアアイロンが重たくなる
  • 前髪には使えない

ダブルヒーターの特徴

ダブルヒーター

最後に高価なヘアアイロンに使用されるタイプのヒーターはダブルヒーターです。

このタイプのストレートアイロンはヒーターが2個入っておりとても効率的に熱を与える事が出来きます。熱を均等に伝える事が出来るタイプのヘアアイロンですが、ヒーターの構造が複雑でコストもかかるのでちょっと高いという欠点もあります。

メリット

  • 効率良く温度が上がる
  • 温度低下が少ない
  • コンパクトタイプも可能

デメリット

  • 価格が高くなる

プレート部分の違い

ストレートアイロン ストレートアイロン ヴィダルサスーンのストレートアイロン
プロ用 市販 市販

ヘアアイロンのプレートには様々な種類があり一般的には大きく分けて4種類のコーティングがされています。

プレートの違い

  • チタンコート
  • セラミックコート
  • テフロンコート
  • 特殊コート

チタンコートのヘアアイロンは薬剤やスタイリング剤に強いのでプロ用のヘアアイロンに使用されるケースがあります。

またセラミックコートに関しては特殊イオンセラミックコートなどあります。セラミックコートはチタンコートまでの耐久性が同じ性質がありヘアアイロンの耐久性を強くしたものです。

最後にテフロンコートがありますがこれはフライパンと同じで髪の毛の滑りを良くしたコーティングです。

ヘアアイロンの巻きやすさでいえばセラミック > テフロン > チタンですが、ストレートアイロンの場合は逆になりチタン  >テフロン >セラミックになります。

巻髪用ヘアアイロンの場合髪の毛が滑りやすい方が巻きやすいのに対してストレートアイロンは滑らない方が扱いやすいからです。

スプリングの構造の違いと特徴

スプリング

本当はもっと複雑ですが…

次にプレート部分の中に入っているスプリングです。ストレートアイロンは髪の毛がしっかりはさめるようにプレートとヒーターの下にスプリングが入っています。このスプリングがあるかないかでは髪の毛の噛みあわせが全然違うのでチェックしておきましょう。

このスプリングは大きく分けて4種類あります

シングルスプリング

シングルスプリング

まず一番多いスプリングがこのシングルスプリング

図のようなスプリングが上下のプレートに入っています。(まれに片方だけのもあります)

シングルスプリングの場合はプレート全体を持ち上げる力が弱くヒーター同様プレートの隅まで髪の毛をしっかりはさめないので髪の毛が落ちやすいです。

また、スプリングが小さいので早く劣化が始まり数年でスプリングがへたってしまう事がデメリットでもあります。

メリット

  • 安くなる

デメリット

  • すぐにスプリングが弱くなる
  • 髪の毛がはさみにくい

ワイドスプリング

ワイドスプリング

次にワイドスプリング

このタイプのスプリングはワイドタイプのアイロンによく使用されています。ワイドな分劣化に強いのですがヒーター同様にヘアアイロンの大きさが大きくなるので少し重いストレートアイロンになり長時間使うと手が疲れてしまうという欠点もあります。

メリット

  • スプリングが弱くなりにくい
  • しっかりとした構造

デメリット

  • アイロンが大きくなる
  • 重くなる

ダブルスプリング

ダブルスプリング

最後にダブルスプリング

ダブルヒーターを採用しているアイロンは大体このダブルスプリングを採用しています。このスプリングの場合はプレートの隅から隅までしっかり髪の毛を挟んでくれるの非常に使いやすくおすすめです。

プロ用のヘアアイロンの場合は縮毛矯正などの技術をする為髪の毛のかみ合わせが重要でこのタイプのヘアアイロンの方を好まれる美容師さんが多いです。

メリット

  • コンパクト設計になる
  • 髪の毛がしっかりはさめる

デメリット

  • 価格が高くなる

ダブルスプリング・その2

ダブルスプリング

まれににこんなスプリングもあります、これも使いやすいアイロンの部類に入ります。スプリングがコンパクトなのでより噛みあわせが繊細なので、アイロンを通している時にくせ毛が綺麗に伸びやすくなっています。髪の毛をしっかり挟む事が出来るのでしっかり伸ばしたい方はこのタイプのストレートアイロンが良いです。

メリット

  • 耐久性がある
  • コストが安い

デメリット

  • 特になし

ストレートアイロンのボディー耐久性

新品のアイロン

 

次にストレートアイロン本体のボディについてご説明していきます。

ヘアアイロンを買った時のアイロンは図のような形をしていますが、長年ストレートアイロンを使用していると段々アイロンのボディーが熱と挟む力で変形していきます。

使い込んだアイロン

長年使い込むとアイロンの先が図のようにどんどん開いていき髪の毛を挟んだ時にアイロンの先の方がうまく挟めなかったり、挟んでるはずがうまく伸ばせないという原因につながります。

これは使い込めば必ず起こる事ですので、ストレートアイロンを購入する際にはしっかりとしたボディーを選んだ方がおすすめです。

業務用の場合

プロ用のストレートアイロン

そしてプロ用のアイロンや少し値段の張るアイロンですが、実は図のようにプレート部分がスプリングで調整されています。そのほかにもボディの素材が劣化しにくい物になっています。

もともとの構造がスプリングで先が開いても大丈夫なように調整されているので、ストレートアイロンが変形しても挟んだ時に髪の毛がこぼれないように調整されています

ポイント

  • ボディーの耐久性は業務用が圧倒的
  • 業務用は長く使えるように設計されている
  • 一日の使う時間で劣化は変わる

ストレートアイロンのコード部分の違い

コード

ストレートアイロンで一番故障する所がこのアイロンとコードの付け根部分です。

この部分は主に2種類あります。一番多いのがイメージ図のようなタイプの付け根部分です。

アイロンのコードの付け根部分は補強されていますが、ストレートアイロンを使用する際には様々な角度で使用するので必ずこの部分がダメになって故障します。

ですから、コードの付け根部分は折れ曲がっていないように使用する事が大切です。

参考:巻き髪ヘアアイロン(コテ)の構造と故障の原因

おすすめは動くタイプ

コード回る

 

一番おすすめなのが付け根部分が動くタイプのストレートアイロンです。

付け根部分が動くタイプのストレートアイロンは少し高めのストレートアイロンにされますがどの角度でも対応できるように付け根部分が回ります。

付け根部分が回るので比較的故障する事が少ないのが特徴です。この方式のストレートアイロンはあまりないので購入する際には注目してほしいポイントでもあります。

ポイント

  • 回るタイプは断線しにくい
  • コードが回るので使いやすい
  • 動くだけでなくコードの作りも重要

まとめ

市販のスレートアイロンの場合スプリングとヒーターがプロ用に比べ性能が低くプレート部分の加工がしていない分低価格で購入できます。

また、プロ用のストレートアイロンは髪の毛の噛みあわせも良く耐久性の面でも優れている分価格が高くなります。

どちらにしてもストレートアイロンはすぐに壊れる物でもないのでなるべくいい物を購入する事をおすすめします。

 

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