こんにちは村瀬です。
今回は男性の正しいヘアケアの方法をご紹介していきます。
男性の方で気になるのは頭皮の汚れや薄毛だと思います。男性向けのヘアケアは様々ですがほとんどが頭皮を清潔にするとか血行を良くするとかですが実はもう少し大切な事があるので私なりにまとめていきます。
なお、女性でも同じヘアケアが有効なので参考になれば幸いです。
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男性の正しいヘアケア
男性向けのヘアケア商品のほとんどが毛穴や薄毛に対応している商品が多いと思いますが実はそういった商品を使用すればケアできるのではありません。
自分に合った正しいヘアケアを行わないと商品の良さを最大に発揮できません。
そんな自分いあった物をしっかりと選択できるように私なりに男性向けのただしヘアケアをまとめていきます。
薄毛になる原因
まず、薄毛にる原因は様々な原因があると言われておりますが大きく分けて次の通りです。
- 男性型脱毛症
- 円形脱毛症
- 脂漏性脱毛症
- 粃糠性脱毛症
- 頭蓋骨の成長
- 老人性脱毛症
男性型脱毛症
男性型脱毛症は私が説明する事でもありませんがいわゆるAGAですね。
様々な原因がありますが現在有効的な方法は病院にいって処方をしてもらうのが一番早いです。
円形脱毛症
次に円形脱毛脱毛症はストレスやアトピーが原因とされていますがあまり詳しい事はいまだにわかっていないのが現状です。
病院に行っても血行を良くする塗り薬などを処方されますが結局何が原因なのかわからないのでなかなか治らないので自然に治る迄時間がかかります。
円形脱毛症の場合は髪の毛が生えやすい状態を作ってあげる事が大切ですが、結局頭皮がうまく髪の毛を作るという細胞分裂が行われないので進行中の場合は何も対策ができません。
ただ、円形脱毛症が終わりこれから生えてくる髪の毛に対しては血行促進などの対策は有効です。
LINK髪の毛を早く伸ばす方法・正しい知識でロングヘアーを手に入れよう
脂漏性脱毛症
脂漏性脱毛症は皮脂の油が過剰に出てしまって毛穴を塞いでしまうのが原因で薄毛になると言われております。
脂漏性脱毛症の場合しっかりと皮脂油の汚れを取った方が良い感じがしますが実は逆で無理に皮脂の油を取ってしまうと頭皮は余計に油を分泌するので注意が必要です。
脂漏性の場合は食生活を改善する事も重要ですが実は頭皮がアルカリ性に偏ると皮脂の油分過剰に分泌して酸性に戻そうとします。
その為過剰に皮脂の油が出るという事で頭皮がつまり脱毛の原因になると言われております。
ヘアカラーやパーマをしている方は酸性に戻そうという正常な反応なので皮脂の油を無理に取るのではなくヘアカラーの薬剤を除去するシャンプーを使用するのも効果的です。
LINKヘアカラー後の1週間は使ってほしいおすすめシャンプー
粃糠性脱毛症
ひこう性脱毛症はフケがたくさん出て脱毛をする現象です。
粃糠性脱毛症の場合はシャンプーがあっていない事や季節の変わり目などでアレルギーが出る事が原因です。
この症状の場合頭皮が痒かったりして頭皮を掻いてしまうと頭皮い傷がその傷にシャンプーが刺激になりさらに痒くなるという悪循環になりやすいので注意が必要です。
一昔前前までジンクピリチオンと言う成分が有効的で市販品で有名なシャンプーはメリットやh&Sに配合されています。
ただ、ジンクピリチオンはフケに有効的な成分ですがシャンプーに入っているその他の刺激成分も考えてシャンプーを選ばないといけないので本当に悩んでいる方は皮膚科の先生と相談した方が良いと思います。
頭蓋骨の成長
意外と知られていないのがこの現象です。
男性の場合は60歳まで頭蓋骨が成長します、20代に買った帽子が30代になってかぶるとなんだか小さいと感じませんか?
個人差がありますが男性の場合どんどん頭蓋骨が成長していくので脱毛しなくても頭の面積に対して髪の毛の密度が少なくなります。
特におでこが広くなったっていう現象は頭蓋骨の成長が原因です。
ブルース・ウィリスとかトム・ハンクスの昔の写真を見ると良く分かりますよね。
頭蓋骨の成長のは止める事が出来ませんので対策はありません。
老人性脱毛症
最後に加齢による脱毛です。
加齢による細胞分裂が衰えるという事が原因なのですがヘアサイクルでもお話したとおり実はそれ以前より髪の毛は初めから生え変わる回数が決まっております。
ですから、若いうちにしっかりと脱毛しないようにしておく事が一番大切です。
もし、シャンプーでヘアケアをしていく事も大切ですがカラーやパーマと言う頭皮への刺激がある施術をしている方はさらに頭皮のケアをしておかないといけないという事です。
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自分の体質に合ったシャンプーを選ぶ
このように人それぞれの悩みに対して正しいシャンプーを選択する事は非常に大切です。
何もトラブルが無い方はどんなシャンプーでも大丈夫ですが将来的に考えて不安な方は肌に優しいシャンプーを使用しましょう。
私の場合は肌が弱いのでカラーリングをすると1週間ぐらいは頭皮が荒れてかなりフケが出るのでなるべく刺激のないシャンプーを使用しています。
普段のシャンプーは肌に優しいシャンプーを使用しますが、どうしても肌に優しいシャンプーだと汚れが落ちにくく同じ物をずっと使用していると頭皮や髪の毛がべた付いてくるので1週間に一度洗浄力の強いシャンプーで洗います。
洗浄力の強いシャンプーを使用すると髪の毛がキシミますが髪の毛についているコーティング剤や保湿剤がリセットされるのでトリートメントの吸着性も上が上がるのでおすすめな方法でもあります。
個人的にはこんな感じで3種類ほどのシャンプーを髪の毛の状態に応じて使い分けをする使い方がおすすめです。
シャンプー前のブラッシングとスタイリング剤落とし
男性でも女性でもシャンプー前にブラッシングをした方が良いです。
これは血行をよくする為ではなく頭皮のフケや汚れを取ったりする事に有効なのでブラッシングをした方が良いです。
また、ブラシは動物性のブラシの方が油と馴染みが良いのでおすすめです。
LINK自分に合った櫛を見つけよう・おすすめなヘアブラシとコームの種類と特徴
スタイリング剤を使っている場合
スタイリング剤を使用していてブラッシングが出来ない場合はスタイリング剤を落としてくれるアイテムを使用しましょう。
ホーユーのヘアクレンジングゲルはワックスやスプレー・ヘアジェルのスタイリング剤を乳化して落とせるので髪の毛にダメージを与える事なくすっきりとスタイリング剤を落とせるのでおすすめです。
その他に炭酸ムースなどがありますが髪の毛のキシムのと使用しにくいのでヘアクレンジングゲルがおすすめです。
また、その他のテクニックですがシャンプーをする前にコンディショナーやリンスを付けるとスタイリング剤落としやすくなります。
先にリンス?コンディショナー?って感じる方も多いと思いますがこれは女性が化粧を落とす時にクレンジングオイルで化粧を乳化してから落とす原理と同じです。
また、リンスやコンディショナーにも界面活性剤が使われているので洗浄力があるのです。
スタイリング剤もリンスやコンディショナーで一度乳化をして落とした方が髪の毛に負担がなくスタイリング剤を落とせます。
特に大量のワックスやスタイリング剤を使用している方は先にリンス・コンディショナーで乳化をして落とすと髪の毛に負担がなく簡単に落とす事が出来るのでおすすめです。
シャンプーの前に必ずお湯洗い
ブラッシングやスタイリング剤落としが終わったらしっかりとお湯洗いをしましょう。
お湯洗いをしっかりすれば汚れは8割ほど落ちます。
また、お湯洗いをしっかりするとシャンプーの泡立ちが良くなり少量で泡立てる事が出来るのでシャンプーの使用量も減るのでおすすめです。
シャンプーの仕方
まず、シャンプーは必ず夜に行いましょう。朝でも構いませんがシャンプー後の頭皮はとて敏感で綺麗になって居るので紫外線やスタイリング剤の刺激を受けやすい環境になって居ます。
夜シャンプーをした方が皮脂の油が頭皮を保護してくれるので良いです。美容室でカラーリングをする日にシャンプーをした方がいいの?で書いたように頭皮を保護するように皮脂の油が出てるまでに最低6時間は掛かるのでなるべく夜シャンプーをしましょう。
シャンプーの仕方は子供でも男性も女性も同じです。シャンプーを髪の毛になじませてからよく泡立てましょう。
泡立ったら頭皮全体をまんべんなく爪を立てないで指の腹で洗いましょう。
もし、シャンプーをしている最中に頭が痒い場合はシャンプーが刺激になっているので自分に合ったシャンプーに変更した方が良いです。
また、血行が良くなるシャンプーやダメージケアのシャンプーには有効成分が多く使用されているのでシャンプー後は3分ほど泡パックをして髪の毛や頭皮に栄養を与えましょう。
仕上げにシャンプーブラシを使用
シャンプーはとても難しくどうしても自己流になりがちですよね。
そんな方におすすめするのがシャンプーブラシです。シャンプーブラシは初めから使用をするのではなくシャンプーの仕上げに洗い残しが無いように使用するものです。
色々なタイプのシャンプーブラシがありますがブラシ状になった物がおすすめです。
フロムアース製のシャンプーブラシはネオと旧モデルがありますがネオの場合はリフトアップ効果が出るようにブラシの中心部にラバーが付いています。
髪の毛が絡みやすい方や男性には旧モデルがおすすめです。
サイド | バック | フロント |
シャンプーブラシを使用する際にはブラシでゴシゴシするのではなく頭頂部に向けて一定方向へ梳かすだけにしましょう。
シャンプーブラシでゴシゴシと洗ってしまうと大変な事になるので注意をしてください。
また、シャンプーの仕上げと言う感覚で使用しましょう。過度に使用すると頭皮を傷付ける原因になるので注意をしてください。
シャンプー後のトリートメントやリンス
男性の場合はカラーリングやパーマと言う施術をしていなければトリートメントやリンス・コンディショナーは不要です。
ただし髪の毛にヘアアイロンを使用する方やロングヘアーの方は少しだけ使用して上げると良いのですが使用した際にはしっかり流しましょう。
男性の場合は髪の毛が短くて毛先だけに使用する事が出来ないで入念に流してください。
また、頭皮に付くのがあまり好きではない方は洗い流さないタイプのトリートメントを使用した方が良いと思います。
頭皮の美容液&育毛剤
シャンプー後は頭皮の美容液を使用して頭皮環境を整える事が出来るので必要であれば使用をしましょう。
頭皮に使用するマッサージ液は大きく分けて次の3種類があります。
- 美容液(頭皮用ローション)
- 医薬部外品
- 第一医薬品
種類によって取扱いや効能が違うのでよく理解して使用しましょう。
美容液(頭皮用ローション)
頭皮の美容液の場合は頭皮にうるおいを与える物です。成分も血行促進をする植物性の成分やメントールを使用している物が多いのが特徴です。
薬用と書かれていても登録が医薬部外品ではありませんのでお間違いの無いように。
何となく使用するだけだと逆に頭皮へ刺激を与えて正常だったのが悪化する場合もあるので頭皮環境が気にならない方はそこまで使用しなくても大丈夫です。
私の場合はカラー後の1週間メチャクチャ痒くなるので痒みを押さえる時に使用したり、熱い夏に使用する程度にしております。
また、冬場乾燥して頭皮が痒くなる場合も潤いを与えてくれるので乾燥して痒いという方にもおすすめです。
医薬部外品(育毛剤)
医薬部外品の場合は医学的に効果がある成分が配合されている物です。化粧品と医薬品の中間的存在ですが薬ではないので配合できる成分の配合量は決まりがあり人体に影響がないようになっております。
このタイプの頭皮の美容液は血行促進をする事でヘアサイクルを正常にしてくれるという物です。
配合成分が化粧水タイプと違い医学的に効果のある成分が使用されているので脱毛対策をしたい方におすすめです。私の奥様気持ちがいいという理由でなぜか毎日使用しています。
第一医薬品
第一医薬品登録の育毛剤ですね。
第一医薬品の場合は風邪薬同様に薬なので必ず医師の診断の元で使用しましょう。
第一医薬品の育毛剤の場合はホルモンバランスが変わるので適当に使用すると危険なので注意をしてください。
何度も言いますが薬なのでしっかり用法容量を理解した上で使用しましょう。
頭皮のマッサージの仕方
頭皮のマッサージをする前に美容液や育毛剤を使用します。
図のように付ける場所は6か所ぐらいで十分です。スプレー式なら半プッシュでノズル式なら1滴にしましょう。
頭皮全体に使用する必要はありません。特にもみ上げやネープは皮膚が薄いので付けすぎると刺激の原因になるので注意をしてください。
頭皮に付けたらシャンプーの容量でシャカシャカするように指で美容液や育毛剤をなじませていきます。この時にネープやもみ上げ付近になじませると丁度良い量になります。
全体に美容液や育毛剤がなじんだら後はお好みで頭皮を動かすようにしてあげましょう。頭皮を動かすときのポイントは頭皮を頭頂部に持ち上げる要領で行う事が一番効果的です。
この時には持ち上げるだけで下に動かさなくても大丈夫です。
手根部 | 持ち上げる |
最後の仕上げに手根部を使って両手で頭のこめかみ部分を徐々に上に持ち上げるイメージで10秒ほど上に上に持ち上げていきましょう。
終わったらゆっくり力を緩めれば終了です。
こんな感じでマッサージは十分です。やり方やテクニックはたくさんありますが凝ったマッサージの場合2、3日続けると面倒になってやらなくなってしまうので簡単に行なう方が長く続ける事が出来ます。
頭皮マッサージをする場合は凝ったやり方ではなく毎日続ける事が大切です。
ドライヤーは必ず使う
シャンプー後自然乾燥で髪の毛を乾かす事は避けましょう。
雑巾やタオルを濡れたまま放置すると雑菌が増え異臭が出るように頭皮も自然乾燥をすると雑菌が増える原因になります。
頭皮の場合は雑巾とタオルと違って体温があるので雑菌が繁殖する前に乾きますが髪の毛に長い方は要注意です。必ずドライヤーで乾かしておきましょう。
ドライヤーで過度に乾かしすぎるのも頭皮が乾燥しすぎて痒くなる原因だったり刺激の原因にもなるので頭皮ローションを使用したり髪や頭皮が乾燥しすぎないマイナスイオンドライヤーを使用するのも有効的です。
朝の起きた時の寝癖直し
朝起きと寝癖が付いているはずなので寝癖は必ずシャワーで髪の毛を濡らして直しましょう。
水スプレーでも構いませんが朝起きると夜のうちに頭皮から出た皮脂の油で髪の毛がコーティングされているのでなかなか水が浸透しません。ですからシャワーで流す事をおすすめします。
シャワーが面倒な方は蒸しタオルを作ってかぶるのも有効的です。
作り方は簡単です。
タオルを水で濡らして電子レンジで30秒ぐらい温めます。後はバンダナのようにタオルをかぶって30秒ぐらいすると簡単に寝癖を直す事が出来ます。
蒸しタオル作戦でも取れない寝癖は最後に水スプレーで水分を補給しましょう。蒸しタオルで髪の毛に水分補給をした場合は簡単に水スプレーで寝癖を直す事が出来るのでおすすめです。
スタイリングをする時はドライヤーを使用
スタイリングをする前にドライヤーで希望のスタイルのベースをつくりましょう。
ドライヤーの使い方でスタイルのベースを作っておくとワックスの再現性が高まります。
ポイントは冷風をうまく使用すると簡単にスタイルのベースを作る事が出来ます。
LINKドライヤーの冷風の使い方とドライヤーに冷風機能が付いている理由
ドライヤーでベースを作ったらスタイリング剤の出番でしす。
ワックスを使用する場合は付け方に注意してスタイルをつくります。
ワックスの付けるポイントは髪の毛全体につくようにする事がポイントです。はじめから細部にこだわらないようにする事がポイントです。
LINKプロが教えるヘアワックスの使い方・ワックスの付け方・スタイリングの仕方
メンズの正しいヘアケア・まとめ
男性編のヘアケアは主に薄毛予防や血行促進をメインに書きましたが参考になれば幸いです。
また、正しいヘアケア方法のまとめでは主に髪の毛のダメージケアについてケア方法について書きましたのでダメージが気になる方はそちらを参考にしてみてください。