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ワックス 正しいヘアケアのまとめ

髪のボリュームの出し方とスタイリングを簡単にする方法

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スタイリングの仕方

こんにちは村瀬です。

今回はワックスの付け方で『髪の毛のボリュームが無い場合スタイリングの仕方がわからない』という質問を貰ったので、髪の毛のボリュームが無い方のワックスの付け方とスタイリングの付け方を説明していきます。

髪の毛のボリュームが無い方のスタイリングは結論から言うとカットがボリュームが出るようにしてあればスタイリングはさほど難しくはありません。セット力の高いスタイリング剤を使用しなくてもスタイリングが出来ます。

他にも、髪質も関係してきますがスタイリング剤のセット力で選ぶよりも『仕上げたいイメージ』に合わせてワックスを選ぶことが大切ということを覚えておきましょう。

LINK男性におすすめ3つのワックス

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髪の毛にボリュームが無い原因

根元のボリュームが無い 根元のボリュームがある
根元に立ち上がりが無い 根元の立ち上がりがある

髪の毛にボリュームが無い1番の原因は根本の立ち上がりです。

私達美容師はスタイリングやヘアアレンジなどの施術をしますが必ず根本が立ち上がるようにドライヤーでブローをします。

この根本立ち上げができていないとスタイリングやヘアアレンジで失敗しやすくなります。

 

ワックスの付け方でもワックスは根本に付けましょうと書きましたが、実は根本にワックスを付けるいぜんの問題でドライヤーで根本の立ち上がりが作れていないとスタイリングがうまくいきません。

それ以外にも、誰も教えてくれない美容室と理容室の違いと言う記事でも少し触れました髪の毛は基本的に短い髪の毛は長い方へ流れる性質があります。

この性質を利用して私たち美容師は流しやすいスタイルを作ったり収まりの良いスタイルを作ったりします。

 

ボリュームが出やすいスタイルも同様に短い髪の毛を作りボリュームの出やすいスタイルと作るのです。

 

ですから、カット以外で髪の毛にボリュームを出そうとするといろいろな作業が増えるのです。

ボリュームを出す為やる事

  • ドライヤーで根本の立ち上がりを作る
  • ヘアアイロン&コテで巻く
  • 逆毛を作り髪の毛を立ち上げる

でも、ボリュームを出すためにいろいろやるとなると毎朝30分ぐらいはかけてスタイリングをしなければいけないのです。

このめんどくささを簡単にする為にはカット + パーマが必要になります。

 

ただし、間違ってはいけないのはパーマをしたからと言って30分が5分になるなんて極端なことにはなりません。15分ぐらいになるイメージですのでお間違えないようにお願いします。

また、もともと5分でスタイリングが出来る人がパーマをかけた時はスタイリングが15分になるという事でもあるので単純にでパーマをかけるということは毎朝時間がかかっていたスタイリングが短くなるというわけでもないのでお間違えの無いようにしてください。

上手くスタイリングできない原因

次にスタイリングがうまくいかない原因です。

皆様も美容室にいってから2週間~1ヵ月はスタイリングがうまく決まるけどその後はうまくいかないなんて事を経験すると思います。

 

これは、先ほど説明しましたが、『短い髪の毛は長い髪の毛に流れる』という性質上カットしたばかりの時は短い髪の毛が全体的にあるので、ボリュームが出やすいのです。

しかし、2ヶ月経つと髪の毛は伸び、短い髪の毛も長い髪の毛になってしまうからです。

短い髪の毛がボリュームを出す

カットしたばかりの髪の毛 伸びてきた髪の毛
カットした状態 髪の毛が伸びてきた状態

図のように、カットしたばかりの髪の毛は根本に短い髪の毛がありボリュームが出やすくなります。しかし、長くなってしまうと髪の毛に短い髪の毛が無いのでボリュームや動きがなくなります。

短い髪の毛がボリュームを出す

髪の毛にボリュームを出すカットの仕方は、上記の図のように毛先の長さを切らないですきバサミで短い髪の毛を作ってあげるとボリュームが出ます。

このカット技法は『インナーグラ』とか『グラデーションセニング』と言いますが髪の毛にボリュームが出るようにカットする技法です。

 

おさらいですが髪の毛は必ず『短い髪の毛は長い方に流れる』と言う性質がありますので短い髪の毛を作ってあげた方が髪の毛はボリュームが出て動きやすくデザインしやすくなります。

この性質を理解してカットすることにより髪の毛にボリュームが出るのです。

下の髪の毛が上に行こうとする

 

よく、お客様にボリュームが無いからあまり髪の毛の量を梳かないでと言われる事がありますが実は適度に毛量調節した方がボリュームが出るのです。

 

そのため私達美容師は毛量がたくさんなくなる梳きバサミとあまり毛量がなくならない梳きバサミを使い分けてカットします。

ちなみに私の愛用のセニングは島理研セニングSPECTRA(スペクトラ)30Zというセニングをボリュームを出す場合に使用しますが髪の毛が痛まないで切れるので重宝しております。

 

このように髪の毛が伸びてくるのは仕方がない事ですがスタイリングしにくいなと感じたらに美容室に行ってボリューム調節してもらうとスタイリングが楽になります。

ただそんなに頻繁に美容室に行けないという人はもう一つボリュームを出す裏ワザがあります、それは逆毛を入れて短い髪の毛を疑似的に作ればよいのです。

カット以外でボリュームを出す方法

短い髪の毛があるから髪の毛はボリュームがでる以外にボリュームを出す方法を説明していきます。

今回4つの方法を説明しますがすべてやるにはなかなか難しいと思いますが1つよりも2つやった方がよりスタイリングがしやすくなるので可能な限りチャレンジしてみてください。

ただしこれから説明した事をすべてやったらワックスだけでスタイリングが簡単になるわけではなスタイリングが楽になるという認識でお願いいたします。

簡単にボリュームを出すにはパーマ

ボリュームのあるパーマスタイル ウェーブのあるスタイル
カール系のパーマ ウェーブ系のパーマ

簡単にボリュームを出すにはパーマが手っ取り早いです、ただしパーマにはウェーブ系とカール系の2種類あります。

イメージ写真のように男性だけでなくも女性も同じです。

 

カール系のパーマは根本の立ち上がりが出来髪の毛のボリュームがでます。ウェーブ系のパーマの場合はウェーブ状の髪の毛が横幅を作り髪の毛にボリュームが出ます。

どちらもボリュームが出ますがスタイルの違いは見てもらえるとわかると思います。

 

少し話がずれまずがパーマは濡れた時にウェーブがでるのでカール系のパーマはしっかりと乾かしてスタイリングしないとウェーブがでます、逆にウェーブ系のパーマは水分がなくなるとウェーブがなくなってしまいますので使うスタイリング剤も変わります。

ウェーブ系のスタイルは水分の多いスタイリング剤のムース。

カール系は水分の少ないワックスがおすすめです。

LINKパーマにおすすめのスタイリング剤・ムース11種類をご紹介します

根元の立ち上がりを付けるパーマ

根元のボリュームが無い 根元に立ち上がりを付けるパーマ
ボリュームが無い状態 パーマをかけた状態

根元に立ち上げを付けるパーマの場合根本が図のように髪の生え方が下に向いて生えている髪の毛の根本を立ち上げるというボディーパーマです。

根本に立ち上がりができるようにパーマをかける事により人工的に根本が立ち上がるので簡単にボリュームがでます。

根元に立ち上がりを付けるパーマ パーマをかけて髪の毛が伸びた状態
パーマをした状態 2~3週間後

ただし、カット同様根本が伸びてくると、立ち上がりを付け根本部分のパーマが毛先や中間にパーマが伸びてしまうのでこれも美容室に定期的に通わなければいけないので注意してください。

ですから、パーマでボリュームの出る効果は2~3週間程なので覚えておいてください。

 

伸びた髪の毛をボリュームを出すためには他の方法が必要になってくるので次の方法を説明していきます。

カーラー&ヘアアイロンで立ち上がりを作る方法

根元に立ち上がりを付けるパーマ

パーマと同様にカーラーとヘアアイロンで根本に立ち上がりを付けるという方法です。

パーマをすると根本の立ち上がりが出来ますが効果は2~3週間程で根本が伸びてきてしまいます。パーマを何度もするには髪の毛にダメージを与えますし、お金も時間もかかります。

そんな悩みを解決してくれるのカーラーやヘアアイロンです。

 

ただし、ヘアアイロンの適正温度と熱で髪の毛が傷む理由正しいヘアアイロンの使い方と言う記事でも説明しましたが髪の毛に毎回熱を与えるとダメージにつながるのでヘアアイロンを使う場合か必ずオイル系のトリートメントなどを使用してください。

 

パーマをかけてパーマが落ちてきたと感じたらカーラーやヘアアイロンを使用するという方法がおすすめです。

LINKプロが選ぶおすすめ巻き髪用ヘアアイロン・人気のヘアアイロン3社を比較

逆毛を入れて短い髪の毛を作る方法

伸びてきた髪の毛 カットしたばかりの髪の毛
伸びて立ち上がりが出来ない状態 逆毛を入れて短い髪の毛を作る

次に逆毛を入れる方法です。

カットでもお話しましたがカットしたばかりの状態は根本のボリュームができやすい状態です。

ですが段々髪の毛が伸びてくるとボリュームがなくなったりします。

また、カットでもボリュームが出ない場合は逆毛を入れて人工的に短い髪の毛を髪の毛に作って上げればいいのです。

 

逆毛は私達美容師がヘアメイクをする時に使う技法で本格的にやると難しいのですが簡単な方法を説明してきます。

逆毛の入れ方

逆毛の立て方 コームで逆毛を立てる 逆毛が出来た状態
毛束を真上に持ち上げる 毛先から根本へコームを通す 短い髪の毛を作る

まず立ち上げを付けたい髪の毛を束にして持ちコームで毛先から根本にゆっくり梳かせば簡単にできます。

ポイントは全体の10%ぐらいを根本に送るような感じで優しくやってあげる事です思いっきり全部に逆毛を入れると失敗するのでソフトにやって上げましょう

参考:簡単にヘアアレンジをする為のコーム(櫛)の使い方と逆毛の立て方

逆毛が入った状態

逆毛を入れてあげると根本に立ち上がりが出来るだけでなく髪の毛の自由どが上がるので頭のてっぺんだけでも入れてあげると良いです。

逆毛用のコームはプロ用など色々ありますが個人的には初心者でもやりやすい櫛歯がWになったコームがおすすめです。

ドライヤーで立ち上がりを作る方法

ドライヤー

髪の毛にボリュームを出す場合最も重要なのがドライヤーの使い方です。

自宅で出来る正しいブローの仕方とドライヤーの乾かし方でドライヤーでの乾かし方を説明しましたがまずは根本を立ち上げる乾かし方をしましょう。

また、ヘアアイロンの適正温度と熱で髪の毛が傷む理由正しいヘアアイロンの使い方でもお話したとおり髪の毛に形が付くのは水素結合ということが髪の毛に起き形が付くのでドライヤーは重要です。

ドライヤーの冷風についても過去に触れましたがボリュームが無い方は特にドライヤーで根本を立ち上がり作る、ドライヤーの冷風を使うという事が重要なので覚えておいてください。

LINKドライヤーの冷風の使い方とドライヤーに冷風機能が付いている理由

ボリュームとスタイルの関係

卵型の骨格 綺麗な骨格
理想的な卵型の骨格 理想的な骨格
日本人の骨格 日本人の絶壁な骨格
日本人に多い四角い骨格 日本人に多いぜっぺきな骨格

ドライヤーでボリュームを出す前に覚えておいて欲しい事があります。

私達日本人の頭は綺麗な形をしておりません、ほとんどの方は上の図のように四角い頭をしており後頭部は絶壁です。

髪の毛のスタイルやフォルムが一番綺麗にみえるのは卵型の形になります。

ですから、なんでもボリュームを出すのあまり良くありません。ボリュームを出すところ、ボリュームを抑えるところを理解してスタイルを作る事が大切です。

ボリュームを出す場所と出さない所

ボリュームを出す所 ボリュームを出す所サイド
ボリュームを出す所と出さない所

理想的な形を目指す為にはボリュームを出すべき所とボリュームを作る所をはっきりさせるという事が大切になります。

図で赤に〇で囲んでいる所はボリュームを出す所で青い所がボリュームをダウンした方が良い所です。

ボリュームをコントロール ボリュームのコントロール
トップのボリュームが出る 後頭部をカバー

このようにトップのボリュームを出しサイドのボリュームをつぶす事で四角い形から理想的な卵型になります。

ボリュームを出したりつぶしたりする事で理想出来な形になるのでしっかりドライヤーでボリュームコントロールする場所を覚えましょう。

ボリュームを出すドライヤーの使い方

根元のボリュームが無い 根元のボリュームがある
ボリュームが無い根本 → 根本を立ち上げる

単純に根本の立ち上がりが無いので立ち上がるようにドライヤーを当てます。

ドライヤーで根本を立ち上げる

単純に図のように下から上へとドライヤーで髪の毛を立ち上げていきます。

髪の毛の生えている方向

髪の毛のはえ方ですが、つむじから放射状に髪の毛は生えているのでそれぞれドライヤーで根本を立ち上げる時は常に同じ方向ではないので注意してください

フロントトップの当て方

フロントトップのドライヤーの当て方 フロントトップのドライヤーの当て方
上に立ち上がるように温風 形を固定する為に冷風

一番大切なトップは前から温風でドライヤーを当てましょう。ある程度温まったら冷風で冷やします。

この時に髪の毛を立ち上げたい方向に引っ張って起き髪の毛が冷えるのを待ちましょう。

もし、前髪を立ち上げたくない場合は前髪には当てないようにしましょう。前髪からドライヤーを当てると前髪が大変な事になりますから…

サイドからの立ち上げ

サイドトップの立ち上がり サイドトップの立ち上がり
温風で立ち上げる 冷風で固定

サイドトップも同じようにドライヤーの温風と冷風を使って立ち上げていきます。ここで一つ重要な事はどの位置を立ち上げるかです。

『理想的な形』を意識して立ち上げるのでドライヤーの当てる場所はハチの所から上です。

サイドトップの立ち上がり サイドトップの立ち上がり
温風で立ち上げる 冷風で立ち上げる

逆も同じようにドライヤーの温風と冷風を使って立ち上げをつくります。トップが立ち上がった後は立ち上がりを見てボリュームが出すぎているのであれば上からボリュームをつぶすように当てれば完成です。

ボリュームダウンの方法はドライヤーの冷風の使い方同様ですので冷風の使い方の記事を参考にして下さい。

LINKドライヤーの冷風の使い方とドライヤーに冷風機能が付いている理由

まとめ

ドライヤーや逆毛などいろいろな事がめんどくさいと思う方は定期的に美容室に行きましょう。

 

スタイリングの仕方やボリュームの出し方はここまでお話して来たとおりいろいろな方法がありますがどれか1つでもやってあげるとスタイリングがうまくできるようになります。

ただセット力の強いスタイリング剤を使うのではなくまずはスタイルを作りやすい状況なのかを理解してパーマやドライヤーの使い方などチャレンジしてみてください。

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