ヘアアイロンの知識
ヘアアイロンの種類は様々で大きく分けてカール用のヘアアイロンにホットロールブラシとコテの2種類がありストレート用のヘアアイロンがあります。
このヘアアイロンですが高温がいいとか低温がいいとか様々な情報がありますがどちらも正解でもあり不正解でもあります。
ヘアアイロンで一番大切な事はどれだけ髪の毛に熱を当てないか?が一番重要です。これはカールアイロンでもストレートアイロンでも同じ事です。例え低温でも髪の毛に長時間ヘアアイロンを当てたら高温で髪の毛を巻くのと変わりません。
一番良い方法は低温で早く巻く事です。でも、髪の毛の太さや固さは人それぞれなので自分の髪の毛に適した温度を見つけるという事が大切です。
おすすめのカールアイロン(コテ)
カールアイロンは多くのメーカーが出しているので本当にどれがいいのかが分かりませんよね。美容師の私がおすすめするヘアアイロンはたった3社です。それはアイビル・クレイツ・ヴィダルサスーンです。
この3社のヘアアイロンの中でも様々な種類があるのですが3社ともまず髪の毛を巻きやすいという事を大前提に安価で良い物があるからです。
その他にも値段を出したらいいヘアアイロンってあるのですが総合的に見たら3社しかヘアアイロンは選択できないほどいい物なので3社の中で対応温度や自分の髪の毛に合った物を選択してください。
また、冒頭にお話しましたがヘアアイロンは温度調整がとても大切です、自分の髪の毛に合った温度を探して使うという事がとても大切になってきますが。
良くわからないやめんどくさいという方はヘアアイロンの値段は高くなりますが傷まないヘアアイロンを使用する事がおすすめです。
おすすめのホットロールブラシ
カールアイロン(コテ)は大変人気がありどの家庭でもあると思います。お子様やお母様のヘアアイロンを使用した事がある方が多いと思いますが実はカールアイロン使い方が難しですよね。
そんな方にはホットロールブラシがおすすめです。特にブラシでブローをしてスタイルを作っている方やカーラーを使っている方でヘアアイロンを使ってみたいという方はホットロールブラシを一度使ってみるとカールアイロンの練習にもなりますし無理なく髪の毛にカールを付けれます。
また、現在カールアイロンを使っている方で前髪を巻くときに怖いや失敗するという方はホットロールブラシはそういった心配がないのでおすすめです。
おすすめのストレートアイロン
ストレートアイロンの場合はカールアイロンと異なり安価のストレートアイロンはおすすめできません。
その理由はストレートアイロンの構造にあります。
ストレートアイロンの場合くせ毛を伸ばす事が大前提なのですがプレート部分の噛みあわせで髪の毛が伸びるか伸びないかがほとんど決まってしまいます。
ストレートアイロンも高温の方が髪の毛が伸びやすいと皆様勘違いしている方も多いと思いますが全く違います。これはシャツなどの服にアイロンをかけるのと同じで高温だから伸びるのではなくプレート部分がいいから伸びるのです。
業務用のストレートアイロンの場合は一日何人もの方に使用する事を想定として作られているので家庭で使う場合10年近く壊れないのでおすすめです。
また、ストレートアイロンでなんだか噛みあわせが悪くなった場合やもっと髪の毛を真っ直ぐにしたい方は私達美容師が使っている裏技があるので一度試してみてください。
ヘアアイロンとパーマ
ヘアアイロンもパーマも髪の毛が傷むのは同じですよね。特に女性の方はどっちが傷まないのか気になる所だと思います。
ヘアアイロンもパーマも髪の毛を傷ませる事は同じですが髪の毛の傷み方が違います。
ヘアアイロンの場合熱で髪の毛が炭状になっていき髪の毛にダメージになります。その反面パーマの場合は髪の毛が薬剤で傷みます。どちらも同じ痛みですが髪の毛が炭状になった場合修正が不可能です。逆に髪の毛が薬剤で傷んだ場合疑似的にタンパク質を髪の毛に補ってあげればいいのです。
なんども言いますが熱で傷んだ髪の毛はもうどうしようもありませんですから、ヘアアイロンの熱は徹底的に抑えないといけないのです。
ヘアアイロンを使うときにおすすめのトリートメント
基本的に熱に強いオイルタイプのトリートメントとミルクタイプのトリートメントがおすすめです。
オイルタイプの場合熱に強くサラサラな質感ですが保湿力が少ないのが特徴です。ミルクタイプの場合は熱に少し弱いのですが髪の毛の保湿力が強いのでしっとりとした質感を得られます。
その他にもミストタイプのトリートメントもありますがミストタイプのトリートメントは髪の毛のハリコシ成分が多い為カールアイロンでカールを強く出したい時におすすめです。この辺は自分の髪質と質感で選びましょう。
カールアイロンの巻き方
ヘアアイロンでの巻き方は基本的に4つの巻き方を覚えていただければほとんどのスタイルが作れます。
色々な巻き方のテクニックもありますが巻き髪でデザインをこだわりたいという方は難しい巻き方を覚えるよりはヘアアイロンの太さを変更した方が速いですし簡単にアレンジする事が出来ます。
まとめ
ヘアアイロンでもただ使うだけでなくちゃんとした使い方をする事と正しい知識が必要です。