シャンプー選びに大切な事
シャンプーを選ぶにあたって、まずはシャンプーに大切な事は正しい知識を身に付ける事が大切です。シャンプーは同じ物を使っても使い方次第ではシャンプーの持っている効果がしっかりと得られません。
シャンプーの使い方
特にシャンプーをする時は必ずお湯洗いをしっかりする事が一番重要となってきます。その他にブラッシングやヘッドマッサージをした方が頭皮や髪の毛の為になりますが一番重要な事は髪の毛に水分をしっかり含ませるという事でシャンプーによる髪の毛のダメージを減らしてくれます。
シャンプーの仕方
シャンプー剤を付けてからの洗い方は実際の美容師が洗っている洗い方を家庭用にアレンジしてこのサイトでもご紹介しております。自分の頭だけでなく子供の髪の毛や介護でシャンプーをしてあげている方はこちらのやり方も確認してシャンプーの手順を覚えてください。
お湯シャンプーの仕方
シャンプーをしたいけどどんなシャンプーも体に合わないといった方はシャンプーを一度やめてお湯シャンプーをしてみるのもいいと思います。
私も職業柄ブリーチやカラーを繰り返して頭皮が弱くなりどんなシャンプーも合わない時期がありました。
頭皮が荒れているとか刺激がる時は無理にシャンプーをしない方が良いです。
お湯洗いでも、しっかり洗えば汚れの6割~8割は落ちるので実際はシャンプー剤を使用しないでも十分汚れが落ちるのです。もしお湯洗いだけで物足りないようであればヘッドスパ用のクリームを使用してお湯シャンプーをするのもおすすめです。
シャンプーは1日に何度もしていいのか?
夏うあ暑い日には良く汗をかき何度もお風呂に入る機会が増えますよね。
シャワーを頭から浴びるとなんだか、シャンプーしたくなりますよね。美容室でカラーリングやパーマをした時もなんだか洗わないと気持ち悪い。
頭皮の皮脂の油は6時間~12時間かけて出てきます、皮脂の油が出る事により頭皮を保護してくれるので2度目のシャンプーはあまりおすすめしません。
そんな時はお湯シャンプーにしたり、1度ですっきりするシャンプーがおすすめです。特にメントール入りの物を使うと頭皮の汗を抑制してくれます。それ以外には、頭皮のエッセンスを使用してすっきり感を得る事がおすすめです。そのほかにはトリートメントを使用してヘッドスパをする事もおすすめです。
シャンプーの成分について
良くシャンプーはアミノ酸系の洗浄成分がいいとかノンシリコンの方が頭皮に優しいと言いますが実際は違います。
一般的にはシリコンが入ったシャンプーは頭皮のトラブルの原因と考えられていますがシリコンが肌に悪いのではなく髪の毛の質感を良くするための成分が肌に悪いのです。
これはシャンプー業界のあるあるですが自社のシャンプーがより良く見せる為に○○が入っていると体に良くないや髪の毛に良くないなどと言う不毛な戦いから起こった事です。
このシリコンもノンシリコンもうまく付き合って自分にの髪の毛に合ったシャンプーを探す事が少し困難になってるのが今のシャンプー業界の現状です。
シャンプーの悪い成分と良い成分
また、シャンプーの洗浄成分も髪の毛のダメージになるとかラウロイル硫酸Naは髪の毛にタンパク変性を起こすから良くないと言われていますが実際はダメージがある髪の毛に対してはラウレス硫酸Naは良くありません。
でも、健康な髪の毛の場合適度に髪の毛にダメージを与えた方が髪の毛が柔らかくなり扱いやすくなるのです。ですから○○という成分が入っているからこのシャンプーは良くないというわけではありません。ダメージ毛の場合は〇〇と言う成分が悪いという理解をしましょう。
シャンプー成分と見分け方
シャンプーに含まれる成分はほとんど水が主成分です。その後に洗浄成分が入る形になるのでシャンプーのスペックはほとんど洗浄成分で決まります。その他に保湿剤や質感剤が含まれますがシャンプーは基本的には洗う事の為に作られているのでどんな洗浄成分が使われているからシャンプーの質感はほとんど決まります。
シャンプーの代表的な成分
シャンプーの洗浄成分は大きく分けて高級アルコール系・アミノ酸系・ベタイン系・石鹸系など多くの洗浄成分があります。これらの洗浄成分は様々な特徴があります。
例えば子供用のシャンプーや肌に優しいとされる石鹸系の洗浄成分の場合肌への刺激が無い分髪の毛の質感があまり良くありません。また保湿作用も少ない為逆に肌の乾燥につながったりするので一長一短なのです。
また、ベタイン系の洗浄成分も肌に優しく保湿性がある反面洗浄力が弱く保湿成分が多い為肌の残留が懸念されたりもします。ですから様々なシャンプーメーカーは洗浄成分の特徴を考えて3~4種類の洗浄成分を配合して作られています。
オーガニックシャンプーは体に良くない?
シャンプーは必ずしもすべての人にこのシャンプーがおすすめと言う訳ではありません。自分の髪の毛の状態を把握してどんなシャンプーが自分に合っているかを知る事が一番重要です。
ただ単純にオーガニックだから髪の毛や肌に良いというのは間違えです。
シャンプーの裏事情
ここまでいろいろシャンプーに付いて説明をしてきましたが実はシャンプーってもう大昔に最高のシャンプーが出て現在は注目の成分や話題の成分を入れているだけでシャンプーってあまり進歩していないんですよね。
長年美容師としていろいろなシャンプーを見てきていますが今のシャンプーってなんだか変な成分を入れて退化しているようにも感じます。
また、○○という成分か体に悪いや発がん性の疑いがあるとか有りますがシャンプーは様々な成分を配合する事によって完成するので実際は成分だけ見ても全く参考にならないという事実を知っておいてください。
自分に合ったシャンプー選びが大切
オーガニック、アミノ酸系のシャンプー、ノンシリコンの前にまずは自分にどんなシャンプーがあっているのかを知る必要があります。
シャンプーは髪の毛や悩みを解決するためにあるもので100%どんな人にも合うシャンプーはないという事を理解しましょう。
カラーリングした後におすすめのシャンプー
カラーリングやパーマをした方に関しては1週間髪の毛に薬剤が残留しているのでおすすめのシャンプーはある程度決まってきます。特にカラーリングをした後の1週間はとにかく髪の毛の内部の薬剤をより早く外に出す事や分解する事がとても大切です。
この一週間はシャンプーの質感よりも髪の毛を正常にする事が大切です。この一週間やるかやらないかでその後の髪の毛の状態が全く変わるのでとても重要な事です。
くせ毛の方におすすめのシャンプー
また、髪の毛で一番悩みが多いのがくせ毛の悩みだと思います。一昔前まで日本人は基本的には直毛の方が大半でしたが食生活の欧米化やシャンプーやスタイリング剤の影響で現在ではくせ毛の方が6割近くになって居ます。
くせ毛の原因は基本的には髪の毛の中の構造と毛穴の状態が原因です。その他には加齢や髪の毛のダメージの具合で変化します。
くせ毛の種類によってはくせ毛をシャンプーで押さえる事が出来ますができない物もあるのでまず自分のくせ毛がどんな状態なのかをしっかり把握しておく事が必要です。くせ毛の種類がわかったらそれぞれのくせ毛に対応したシャンプーを選択しましょう。
また、ダメージや髪の毛の水分量でくせ毛が出ている方はシャンプーの仕方やトリートメントの仕方を変えるだけでシャンプーとトリートメントの質感がかなりアップするのでシャンプーやトリートメントの仕方を工夫するとよりシャンプーの効果を実感できると思います。
ダメージヘアにおすすめのシャンプー
くせ毛の原因でもご紹介しましたがダメージケアの場合髪の毛の表面のキューティクルを綺麗にする事が一番重要です。
キューティクルは髪の毛の表面にあるのですがこのキューティクルが破損すると髪の毛の質感が悪くなります。
そこで重要な成分がシリコンです。シリコンは破損したキューティクルの変わりに髪の毛の表面をコーティングしてくれる成分なのでとても重要な成分です。
このシリコンは洗い流さないトリートメントやシャンプーなどに配合されているので必ずシリコン入りの物を選択しましょう。
肌に優しいシャンプー
オーガニックは必ずしも肌に優しい訳ではありません。ただオーガニック系の商品は肌に優しい事をコンセプトに設計されている事が多いので自然由来の成分が配合されている商品が肌に優しい傾向にあります。
基本的に肌に優しいシャンプーは余分な物が入っていない方が肌に優しいのですが髪の毛の質感が落ちます。また、髪の毛のコンディションを良くすると肌にへのリスクも出る事もあるという事をご理解ください。
また、シリコンを配合していないシャンプーはシャンプーを流した後髪の毛がゴアゴアしていても、実際乾いた状態でどうなっているかが重要なのでドライヤー後の質感を確かめてみてください。
子供におすすめのシャンプー
子供におすすめのシャンプーで低刺激のシャンプーをご紹介しましたが頭皮に湿疹ができているなどトラブルがある方は小さいお子様が使うようなシャンプーを使用すると良いでしょう。
ボリュームが欲しい方におすすめのシャンプー
髪の毛にボリュームが欲しい場合は頭皮環境を整える事が一番大切です。シャンプーで頭皮を綺麗にする事も大事ですがシャンプーを使ったからと言ってシャンプーで髪の毛がふさふさになる事はありません。
まずはシャンプーの前に正しいヘアケアをしている事が大前提です。
シャンプーはあくまで補助的な存在です。ボリュームアップ系のシャンプーは様々な種類がありますが大体の製品は頭皮の血行を良くして頭皮環境を整えてくれるというものです。
私がご紹介したシャンプーは頭皮環境を整えるだけでなく髪の毛の強度を上げる事で髪の毛にハリコシを与え物理的に立ち上がりを良くするというものです。
市販でおすすめのシャンプー
市販でおすすめのシャンプーはありませんか?と良く聞かれるので実際にシャンプーを購入してきていくつか試してみましたがあまりピンとこない物ばかりでした。
私がいいなって思ったシャンプーは1500円前後の物でこれだったらサロンのシャンプーが買えてしまうのであまりおすすめではありませんがインターネットで購入しないでドラックストアで購入する方にはいいのかもしれません。
そんな感じで市販のシャンプーとサロンのシャンプー何が違うのか真剣に考えてみたらやっぱりサロンシャンプーは手触りや質感が全然違うんですよね。この辺は商品の物流とか多くの人に購入してもらえるとか商品のターゲットが市販のシャンプーの方が広いので仕方がないのかもしれませんね。
まとめ
どんなに良いシャンプーでも自分の悩みに合ったシャンプーかどうかを見極めてシャンプーを選びましょう。
また、必ず自分の髪の毛や肌に合うとは限らないのでしっかりとシャンプーを見極めましょう。